【どっちが正解?】「Forget」と「Leave」の決定的な違いと使い分けルール


「傘を忘れた!」「鍵を忘れてきちゃった」と英語で言いたいとき、パッと頭に浮かぶのは forget でしょうか? それとも leave でしょうか?

実は、日本語ではどちらも「忘れる」と訳せますが、英語の世界ではこの2つは全く異なるルールで使い分けられています。もし使い方を間違えると、ネイティブスピーカーには不自然に聞こえたり、意味が通じなかったりすることも。

この記事では、英語初心者から中級者がつまずきやすい「Forget」と「Leave」の決定的な違いと、今日からすぐに使える判別ルールを分かりやすく解説します。


1. 「Forget」と「Leave」を使い分ける「黄金のルール」

結論から言うと、使い分けのポイントは**「場所(具体的な場所の名前)」を一緒に言うかどうか**、たったこれだけです。

  • Forget: 「忘れた内容」だけに注目する(場所は言わない)

  • Leave: 「どこに」置いたままにしたか場所をセットで言う

このルールさえ覚えておけば、もう迷うことはありません。


2. 「Forget」の使い方:記憶から消えたとき

Forget の本質的な意味は「記憶からこぼれ落ちる」ことです。頭の中にあったはずの情報や予定が、ふとした拍子に消えてしまった状態を指します。

具体的な使用例

  • I forgot my umbrella.

    (傘を忘れました。)

    ※「傘という存在」を忘れた、あるいは持ってくるのを忘れたというニュアンスです。

  • I forgot his name.

    (彼の名前を忘れました。)

    ※「名前」は場所を伴わない情報なので、必ず forget を使います。

  • Don't forget to lock the door.

    (ドアに鍵をかけるのを忘れないで。)

注意ポイント:

「家に傘を忘れた」と言いたいときに "I forgot my umbrella at home." と言うのは、実は文法的に不自然とされています(※口語で使われることもありますが、基本はNGです)。場所を言うなら次に紹介する leave の出番です。


3. 「Leave」の使い方:場所に置いてきたとき

Leave の本質的な意味は「置き去りにする」「残していく」ことです。意識的であれ無意識であれ、特定の場所に物を置いてきてしまったときに使います。

具体的な使用例

  • I left my umbrella at home.

    (家に傘を忘れてきました。)

    ※「家」という具体的な場所があるため、leave(過去形 left)を使います。

  • I left my phone in the taxi.

    (タクシーの中にスマホを置き忘れました。)

  • Left your keys in the car?

    (車の中に鍵を置き忘れたの?)


4. ひと目でわかる!比較表

状況に合わせてどちらを使うべきか、以下の表で整理しましょう。

日本語のイメージ使う単語例文ポイント
持ってくるのを忘れたForgetI forgot my wallet.「場所」は言わない
~に置いてきたLeaveI left my wallet on the table.「場所」を必ずセットにする
名前や番号を忘れたForgetI forgot her number.形のない情報は forget
わざと置いていくLeaveLeave it there.「放置する」という意味も含む

5. 応用編:どっちも使えるケースとニュアンスの差

「持ってくるのを忘れた」という事実を伝えたいだけなら Forget を使い、「どこにあるか分かっているけれど、そこに置いてきてしまった」という物理的な状況を伝えたいなら Leave を使います。

  • A: "Where is your homework?"(宿題はどこ?)

  • B: "I forgot it."(忘れました = 持ってきませんでした)

  • B: "I left it in my room."(部屋に置いてきました = 部屋にはあります)

このように、Leave を使うと「探しに行くべき場所」が明確になるため、相手に状況が伝わりやすくなります。


6. まとめ:迷ったら「場所」を確認!

英語の「忘れる」をマスターするコツは、日本語の辞書的な意味に頼りすぎないことです。

  1. 「場所」を言いたいなら → Leave

  2. 「モノ・事柄」だけなら → Forget

このシンプルなルールを意識するだけで、あなたの英語はグッと自然で正確なものになります。次に何かを「あ、忘れた!」と思ったときは、頭の中で場所を付け加えるかどうかチェックしてみてくださいね。




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