【避妊失敗?】ピル飲み忘れ時の妊娠確率とアフターピルが必要な判断基準
「ピルを飲み忘れてしまった」「昨日の分を今気づいたけれど、これって妊娠するの?」と、血の気が引くような思いをされているかもしれません。
経口避妊薬(低用量ピル)は非常に避妊効果の高いお薬ですが、その効果は「毎日決まった時間に飲むこと」で維持されます。飲み忘れに気づいたとき、最も大切なのは**「何時間(何日)忘れたか」と「現在の服用周期の何週目か」**を正確に把握することです。
この記事では、飲み忘れ時の妊娠確率の目安や、アフターピル(緊急避妊薬)を検討すべき具体的な判断基準を、専門的な知見に基づき分かりやすく解説します。
1. ピル飲み忘れ時の「妊娠確率」はどう変わる?
正しく服用している場合の妊娠確率は**約0.3%と極めて低いですが、飲み忘れを含めた一般的な使用法では約9%**まで上昇すると言われています。
飲み忘れによって体内のホルモン濃度が低下すると、脳が「排卵の準備をしていい」と誤認してしまいます。特に、以下のケースでは妊娠リスクが著しく高まるため注意が必要です。
1週目(飲み始め直後)の飲み忘れ: 休薬期間で眠っていた卵胞が急激に発育し、排卵が起こりやすくなります。
3週目(休薬直前)の飲み忘れ: 休薬期間(偽薬期間)と合わせると、ホルモンが入らない期間が長くなりすぎるため危険です。
2. 【即チェック】アフターピルが必要な判断基準
飲み忘れに気づいた際、まずは以下のフローで状況を確認してください。
① 1錠(24時間以内)の飲み忘れの場合
気づいた時点で、忘れた1錠をすぐに服用してください。その日の分も通常通り服用します(一時的に1日2錠飲むことになります)。
判断: 基本的に避妊効果は維持されるため、アフターピルは不要です。
② 2錠以上(48時間以上)の飲み忘れの場合
特に服用周期の「第1週(1〜7錠目)」または「第3週(15〜21錠目)」に2日以上忘れた場合は、排卵が起こるリスクを否定できません。
判断: 飲み忘れた期間中や、飲み忘れ前7日間に性交渉があった場合は、アフターピルの服用を強く推奨します。
③ 休薬期間(偽薬)を長く取りすぎた場合
新しいシートの飲み始めが1〜2日遅れた場合は、1週目の飲み忘れと同様に非常に危険です。
判断: すぐに服用を再開し、直近に避妊なしの性交渉があった場合は医師に相談してください。
3. 飲み忘れに気づいた後の「正しい対処法」
パニックになって独断で服用を中止するのは逆効果です。以下の手順に従いましょう。
避妊効果が戻るまでの期間
2錠以上飲み忘れた後、服用を再開しても、避妊効果が確実に戻るまでには**「7日間連続で服用」**する必要があります。その間の性交渉は控えるか、コンドームを併用してください。
アフターピルの有効期限
アフターピルは性交渉から72時間(種類によっては120時間)以内に服用する必要があります。時間が経過するほど阻止率は低下するため、迷っている間にも時間は経過します。オンライン診療などを活用し、早急に入手しましょう。
4. 飲み忘れを防ぐための3つの具体的対策
今回の不安を繰り返さないために、生活スタイルに合わせた工夫を取り入れましょう。
スマホのリマインダー・専用アプリの活用: 毎日決まった時間に通知が来るように設定します。
枕元や歯ブラシ立てに置く: 「必ず行うルーティン」とセットにすることで、飲み忘れを防げます。
オンライン診療の「定期便」を利用する: 手元に薬がない状態(飲み始めの遅れ)を防ぐため、自動的に届くシステムを利用するのも賢い選択です。
5. まとめ:不安なときは一人で悩まず専門家へ
ピルの飲み忘れは、誰にでも起こりうることです。しかし、適切なタイミングでアフターピルを服用すれば、望まない妊娠は高い確率で回避できます。
「これって大丈夫かな?」と少しでも不安に思ったら、まずは最寄りの婦人科、または24時間対応のオンライン診療を受診してください。適切なアドバイスを受けることが、何よりも心の安らぎに繋がります。
⚠️【至急確認】ピルを飲み忘れて「生理がきた」場合の対処法と避妊効果について