「Again」ばかり使ってない?「もう一度」をスマートに伝える英語の言い換えテクニック
英語を話しているとき、何かを「もう一度」と言おうとして、ついつい「Again」を連発していませんか?もちろん間違いではありませんが、シチュエーションによっては少し幼稚に聞こえたり、相手にぶっきらぼうな印象を与えたりすることがあります。
日本語でも「もう一回やって」と言うのと「再度、試していただけますか」と言うのでは印象が違うように、英語にもその場にふさわしい「もう一度」のバリエーションが存在します。
この記事では、日常会話からビジネスシーンまで、ネイティブが自然に使い分けている「Again」以外のスマートな表現を徹底解説します。
1. 相手の言葉を聞き返す時の「もう一度」
相手の言ったことが聞き取れず、「もう一回言って?」と言いたい時の表現です。「Again?」だけだと「はあ?(また言えっていうの?)」と威圧的に聞こえるリスクがあるため注意が必要です。
Pardon? / I beg your pardon?
最も丁寧で、かつ広く使われる聞き返しの表現です。語尾を上げ調子で発音するのがポイントです。
Sorry? / I'm sorry?
カジュアルな日常会話で最もよく使われるフレーズです。「聞こえなかったので、もう一度お願いします」というニュアンスが自然に伝わります。
Could you say that again?
「Again」を使う場合でも、このように文章にすることで非常に丁寧になります。ビジネスシーンでも失礼のない定番フレーズです。
2. 動作や作業をやり直す時の「もう一度」
「もう一回やってみる」「再度検討する」など、行動を繰り返す際に使えるこなれた表現です。
Give it another try.(もう一度やってみる)
「Try again.」よりもポジティブで、「もう一回チャンスをあげる」「別のやり方で試してみる」といった前向きな響きがあります。
One more time.(もう一回だけ)
スポーツの練習や、音楽のレッスンなどで「最後にもう一回だけ」と言いたい時に使われるリズムの良い表現です。
Over again.(一からやり直す)
「最初からもう一度(やり直す)」というニュアンスを強調したい時に使います。「Start over again(一からやり直す)」といった形でよく使われます。
3. ビジネス・フォーマルで役立つ「もう一度」
「Again」をよりプロフェッショナルな響きにするための言い換えです。
Once more.
「Again」よりも少し改まった丁寧な表現です。プレゼンの最後や、重要なお願いをする際に「Once more, I would like to emphasize...(もう一度、強調させていただきますが……)」のように使います。
Recapitulate.(要約して繰り返す)
会議の最後などで「大切なポイントをもう一度(要約して)お伝えします」という時に使われる知的な単語です。略して「Recap(リキャップ)」とも呼ばれます。
Reconsider.(再検討する)
「もう一度考えて」を「Please reconsider your decision.」とすることで、ビジネスにふさわしい「再考」の依頼になります。
4. 頻度や繰り返しを表す時の「もう一度」
Afresh / Anew.
「心機一転、もう一度」というニュアンスです。「Start anew(新しくやり直す)」のように、過去の失敗を忘れてフレッシュな気持ちで取り組む際に使われます。
Double-check.(もう一度確認する)
単に「Check again」と言うよりも、「ミスがないか入念に再確認する」というプロ意識が伝わる表現です。
【要注意】「Again and again」は使いすぎに注意!
「何度も何度も」と言いたい時に「Again and again」と言いがちですが、これは「またかよ……」といううんざりした感情が含まれることがあります。
客観的に「何度も」と言いたい時: 「Repeatedly」や「Time and time again」
「何度もありがとう」と言いたい時: 「Thank you so much.」だけで十分です。
まとめ:シチュエーションに合わせて「再起動」しよう
英語のボキャブラリーを増やすことは、相手との心の距離を適切に保つことでもあります。
聞き返すなら 「Sorry?」
挑戦するなら 「Another try!」
丁寧に繰り返すなら 「Once more.」
これらに切り替えるだけで、あなたの英語は「教科書通り」から「生きた英語」へと進化します。
まずは今日、相手の言葉が聞き取れなかった時に「Again?」ではなく「Sorry?」と言ってみることから始めてみませんか?
「聞き取れなかった時に、相手にゆっくり話してもらうための丁寧な頼み方」についても、詳しくお伝えしましょうか?
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