定期券以外でも貯まる!「オフピークポイント」と「リピートポイント」で月々の交通費を実質削減する方法
「仕事や買い物で頻繁に電車に乗るけれど、定期券を買うほどではない……」そんな風に感じている方に朗報です。JR東日本では、定期券を持っていなくても日常の乗車だけでJRE POINTがザクザク貯まる仕組みが整っています。
特に**「オフピークポイントサービス」と「リピートポイントサービス」**をマスターすれば、毎月の交通費を実質的に数%から十数%も削減することが可能です。知らないだけで損をしている、Suicaユーザー必見の節約術を詳しく解説します。
1. 朝の通勤時間をずらすだけ!「オフピークポイントサービス」
通勤ラッシュを避けて乗車するだけでポイントが還元される、非常にシンプルかつ強力なサービスです。
仕組みと還元ポイント
平日の朝、対象エリアの各駅に設定された「ピーク時間帯」の前後に、登録済みのSuicaで入場するとポイントが付与されます。
早起き時間帯(ピーク前): 15ポイント
ゆったり時間帯(ピーク後): 20ポイント
活用のコツ
主要駅の多くでは、わずか10分〜15分時間をずらすだけで対象になるケースがあります。例えば、毎日20分早く家を出るだけで、月20日勤務なら**400ポイント(=400円分)**が手に入ります。これは缶コーヒー数本分、あるいはランチ1回分の節約に相当します。
2. 同じ運賃区間をリピート!「リピートポイントサービス」
「回数券」が廃止された代わりに登場したのがこのサービスです。同一運賃区間を月に10回以上利用すると、ポイントで還元が受けられます。
還元率の驚くべき高さ
同一月内(1日〜末日)に、同じ運賃の区間をチャージ残額で10回利用すると、以下のポイントが貯まります。
10回利用: 運賃1回分相当のポイント
11回目以降: 1回ごとに運賃の10%相当のポイント
具体的なシミュレーション
例えば、230円区間(新宿〜渋谷など)を月に10回利用した場合:
還元: 230ポイント付与
実質運賃: 1回あたり 207円(約10%OFF)
特定の駅間だけでなく「同じ運賃」であればカウントされるため、営業職の方や、複数の習い事に通う方にとっては非常に貯まりやすい仕組みです。
3. 最大限にポイントを貯めるための「3つの必須設定」
これらのポイントを受け取るためには、事前の準備が不可欠です。
JRE POINTへのSuica登録: まずは公式サイトで自分のSuica(モバイルSuicaが特におすすめ)を登録しましょう。登録していないと、いくら乗ってもポイントは1円も貯まりません。
モバイルSuicaへの切り替え: カードタイプのSuicaよりも、モバイルSuicaの方がポイント還元率が**4倍(200円につき1ポイント → 50円につき1ポイント)**と圧倒的に有利です。
JRE POINTアプリの活用: 現在の獲得状況を可視化することで、「あと1回乗ればポイントがもらえる!」という状況を逃さずチェックできます。
4. 知っておきたい注意点と「二重取り」の裏ワザ
定期券区間内は対象外: 定期券をお持ちの場合、その区間内の乗車はカウントされません。あくまでチャージ残高での乗車が対象です。
ビューカードでのチャージ: クレジットカードの「ビューカード」からSuicaへチャージすると、チャージ時点で**最大1.5%**のポイントがつきます。これに「リピートポイント」を組み合わせることで、驚異の還元率を実現できます。
まとめ:賢い乗車スタイルで交通費をコントロール
物価高が続く中、固定費である交通費を削るのは難しいと思われがちですが、JRE POINTのシステムを理解すれば、実質的な値下げを自分で作り出すことができます。
朝の時間を少しずらす「オフピーク」
同じ価格帯の移動をまとめる「リピート」
この2つを意識するだけで、1年後には数千円から数万円分のポイント差となって現れます。まずはご自身の通勤・通学・外出ルートの運賃をチェックし、ポイント還元の対象になっていないか確認することから始めてみましょう。