【あごのトラブルは何科に行くべき?】歯科・口腔外科・整骨院の違いと、緊急時に「口腔外科」を選ぶべき明確な理由
顎の痛み、口が開かない、カクカク音がする……。そんな「あごのトラブル」に直面した時、どこへ相談すればいいのか迷ってしまう方は少なくありません。歯科、口腔外科、整骨院など、選択肢はいくつかありますが、それぞれの専門分野や対応できる内容には明確な違いがあります。
この記事では、各医療機関の役割の違いを明確にし、特に緊急時や慢性的な痛みに対して、なぜ口腔外科を選ぶべきなのか、その理由を解説します。あなたの大切なあごを守るための正しい知識を身につけましょう。
歯科・口腔外科・整骨院の役割の違い
あごのトラブルに対応する場所は、目的によって異なります。
| 医療機関 | 主な目的・対応範囲 |
| 歯科(一般歯科) | 歯の治療、噛み合わせの調整など、歯を中心とした健康維持。 |
| 口腔外科 | あごの関節、顎の骨、口の中の粘膜など、顎関節症や脱臼の専門的な治療。 |
| 整骨院 | 関節や筋肉の痛みに対する物理療法(マッサージなど)。診断やレントゲン撮影はできない。 |
顎関節の構造と専門性の重要性
顎関節は非常に複雑な構造をしており、骨だけでなく、靭帯や関節円板、筋肉などが緻密に連携しています。この構造を正確に診断するためには、専門的な知識と設備が必要です。
口腔外科を選ぶべき明確な理由
緊急時や、症状が重い場合は、迷わず口腔外科を受診することをおすすめします。その理由を挙げます。
1. 正確な「診断」が可能
口腔外科には、レントゲンやCTスキャンなどの設備が整っています。これにより、関節雑音の原因が骨の変形なのか、靭帯の異常なのかを明確に診断できます。
2. 緊急時の対応
あごが外れて閉まらなくなった(脱臼)場合、専門的な知識を持って元に戻す必要があります。間違った方法で行うと、靭帯を損傷し慢性化するリスクがあります。
3. 多角的な治療アプローチ
口腔外科では、原因に合わせてマウスピース治療、投薬治療、リハビリテーション、あるいは手術まで、幅広い選択肢から最適な治療法を提案できます。
こんな症状が出たら緊急!口腔外科へ
以下のような症状がある場合は、我慢せずに速やかに口腔外科を受診してください。
口が完全に開かなくなった(開口障害)
あごが外れて閉まらなくなった
強い痛みで食事ができない
事故や転倒で顎を強く打った
専門医による顎関節症の治療の流れ
口腔外科での診察は、通常以下のように進みます。
カウンセリング: いつから、どのような症状が出たかを確認します。
精密検査: レントゲンやCTを用いて顎の構造を検査します。
診断: 原因を特定します。
治療計画の提示: マウスピース治療(ナイトガード)や、生活習慣の改善指導を行います。
リハビリ・投薬: 必要に応じて、痛み止めや筋肉の緊張をほぐす薬を処方します。
まとめ:信頼できる専門機関で早期治療を
あごのトラブルは、そのままにしておくと悪化し、日常生活の質を著しく下げてしまいます。どの診療科に行くべきか迷ったら、まずは専門的な診断と治療ができる口腔外科を受診しましょう。早期の対応が、健やかな顎を取り戻すための最も確実な道です。
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