皮膚科の「ニキビ圧出」って痛い?費用や効果、セルフケアとの圧倒的な違いを徹底解説


「ニキビを潰すと跡になるって聞くけれど、皮膚科では潰してくれるって本当?」

「自分で潰すのと何が違うの? 痛みや費用が心配…」

ニキビが腫れて痛んだり、中に膿が溜まって白くなったりすると、一刻も早く取り除きたくなりますよね。自分で行う「ニキビ潰し」は肌を傷つけるリスクが高い一方で、医療機関で行われる「ニキビ圧出(あっしゅつ)」は、治りを早め、跡を残しにくくするための立派な治療行為です。

しかし、「針を使う」「押し出す」と聞くと、どの程度の痛みがあるのか、保険は適用されるのかなど、不安に感じることも多いはず。

この記事では、皮膚科で行われるニキビ圧出の詳細から、セルフケアとの決定的な違い、そして治療後の経過までを専門的な視点で詳しく解説します。


ニキビ圧出とは?治療の仕組みとメリット

ニキビ圧出(面皰圧出)とは、専用の器具を用いて毛穴に詰まった皮脂や角質(コメド)、あるいは溜まった膿をピンポイントで取り出す治療法です。

1. 炎症の拡大を即座に抑える

ニキビが悪化する最大の原因は、毛穴の中に閉じ込められた「アクネ菌」や「炎症物質」です。これらを物理的に体外へ排出することで、炎症が周囲に広がるのを防ぎ、腫れや痛みを速やかに鎮めることができます。

2. ニキビ跡のリスクを最小限にする

自分で潰すと、余計な圧力がかかって真皮層を傷つけ、クレーター状の跡になることが多々あります。皮膚科では、最小限の穴から内容物を出すため、傷口が小さく、治った後の肌が滑らかに保たれやすくなります。

3. 薬の浸透を良くする

詰まりを取り除いた後の毛穴には、処方された塗り薬が浸透しやすくなります。これにより、治療全体の効率が上がり、完治までの期間を短縮できるメリットがあります。


気になる「痛み」と「費用」について

痛みはどのくらい?

結論から言うと、**「チクッとした痛み」や「グーッと押される圧迫感」**はあります。

まず、毛穴の出口を作るために細い針やレーザーで小さな穴を開けます。その後、専用の器具(面皰圧出器)で圧力をかけます。炎症がひどい場所は少し痛みを感じやすいですが、処置自体は数秒から数分で終わるため、耐えられないほどの激痛ではありません。「一瞬の我慢で早く治るなら」と希望する患者さんが多いのも事実です。

費用は保険適用される?

一般的に、ニキビ圧出は健康保険が適用される治療です。

初診料や再診料、他の処置料と合わせて、3割負担の方であれば数百円から千円程度(処方薬代は別途)で受けられるケースがほとんどです。美容皮膚科での自費診療となる場合は価格が異なりますが、一般的な皮膚科であれば比較的安価に受けられる治療と言えます。


セルフケア(自分で潰す)との圧倒的な違い

「自分でも膿を出せるから同じでは?」と思うかもしれませんが、医療処置とセルフケアには超えられない壁があります。

比較項目皮膚科の圧出(医療処置)セルフケア(自分で潰す)
使用器具滅菌された専用の針・圧出器指、爪、市販の綿棒など
衛生面徹底した消毒・無菌状態雑菌が入りやすく化膿のリスク高
技術毛穴の方向に合わせ最小限の力で排出無理な力がかかり組織を破壊する
出口の作成針で的確な導線を作る皮膚を引き裂いて出口を作る
事後処理抗生剤の塗布や適切な保護放置、または不適切な薬剤使用

自分で潰すと、出口がうまく作れず、中身が皮膚の内側で破裂して「しこり」になったり、指の菌が入り込んでさらに大きく腫れ上がったりするリスクが非常に高いのです。


治療の流れとアフターケア

  1. カウンセリング・診察: 医師がニキビの状態を確認し、圧出が適しているか判断します(炎症が強すぎる場合は薬物療法を優先することも)。

  2. 消毒・穴あけ: 患部を消毒し、専用の針やレーザーで微細な穴を開けます。

  3. 圧出: 面皰圧出器(アクネプッシャー)を当て、内容物を優しく押し出します。

  4. 止血・軟膏塗布: 出血を確認し、抗生剤などの軟膏を塗って保護します。

処置後の注意点:

処置当日は、患部を触らないようにしてください。洗顔やメイクは、医師の指示に従えば当日から可能な場合が多いですが、擦らないように注意が必要です。数日間は赤みが残ることがありますが、徐々に引いていき、平らな状態へと落ち着きます。


最後に:悩む前に専門医に相談を

「たかがニキビで病院に行くなんて…」とためらう必要はありません。ニキビは立派な「皮膚の疾患」です。初期段階でプロの処置を受けることは、将来の肌の美しさを守るための最も賢い投資と言えます。

自分で触って跡にしてしまう前に、まずは皮膚科で「このニキビ、圧出できますか?」と相談してみてください。


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