妊娠五週目で胎嚢が見えない、体外受精、大きさ、小さい、見えた
妊娠初期に子宮の中の赤ちゃんは、胎嚢と呼ばれる袋が形成されます。
超音波検査では妊娠の週数が進むにつれて赤ちゃんを包み込む胎嚢や赤ちゃんの元になる胎芽や心拍の
確認が出来る様になります。では妊娠五週目ではどうでしょうか。胎嚢が見えないのでしょうか。
妊娠五週目は、妊娠していなければ生理開始予定日から1週間が過ぎたころです。この頃になると生理が
無い為、妊娠と気付く人が増えてきます。つわりなどの症状も出る人もいますが、特に体調に
変化のない人もいて妊娠の実感が薄い方も多いです。
今回は妊娠五週目で胎嚢が見えないのかや胎児の発育や変化について紹介します。
妊娠五週目に見られる特徴も紹介するので参考にして下さい。
妊娠五週目の胎児の発育や変化
妊娠五週目になると胎児はどのような状態なのでしょうか。胎嚢は見えた?のでしょうか。
<母体>
妊娠2か月目となり、受精から21~27日目に当たります。
<発育や変化>
・心臓に繋がる大動脈や肝臓の形成
心臓に繋がる大動脈が形成されるのが妊娠五週目です。血液を心臓から胎内の全ての器官や組織へと
運んでくれる大動脈は体の中で一番大きい動脈です。
・様々な器官作り
腕や足のもとになる突起状の物が出来てきます。その他に胃や腸、肝臓や膵臓などの消化器系の臓器や
肺の原型、へその緒も形成されだします。
・耳や目になるくぼみが出来る
妊娠五週目の赤ちゃんの顔には、耳になる組織が出来てきて、耳ができる場所にくぼみができてきます。
その他に、あごや頬や口、舌や首や耳、脳の神経も作られだします。泌尿器系や生殖器系の溝や
器官などを作る溝、肺の芽も現れてきます。
妊娠五週目で胎嚢は見える?
妊娠をしていれば、妊娠五週目で妊娠検査薬を使えば陽性と出てきます。もし陽性ではない場合でも排卵が
いつもの周期より遅れ、そこで妊娠している可能性があります。
◎ここで結論から言いますと、
妊娠五週目になると個人差がありますが超音波検査で胎嚢のみ見えてきます。
しかし赤ちゃん自体は見えません。この時期に胎嚢が確認できれば子宮外妊娠の心配がなく一安心
できるでしょう。
胎嚢の大きさは、1㎝前後と小さいです。超音波画像では白く縁どられたように胎嚢のみ見えます。
◎胎嚢が確認できない原因
妊娠五週目で医師から胎嚢が見えないと言われて不安を感じた方もいると思います。これには原因が
大きく分けて3つあります。
①受診が早すぎた
妊娠週に入ったばかりだと、まだはっきりとは見えないことが多くあります。
②排卵などの遅れで週数がずれている
これが最も多いケースで、妊娠週数は、最終月経開始日を基準にして28日周期を基準に計算しています。
排卵が遅れたりした場合は、実際の週数とはカウントがずれて、早い周期で受診に行き胎嚢が
見えないという可能性があります。
③科学的流産
受精卵が着床したばかりの早い段階での流産です。
妊娠ホルモンのHCGが出ているので妊娠検査薬では陽性反応が出ますが、胎嚢は確認されず出血が
始まります。妊娠に気づいていないと月経と思ってしまう事もあります。
※ごくまれなケースですが、子宮の中ではない場所で受精卵が着床してしまう子宮外妊娠です。
これは、卵管に着床することが多く、放置しておくと卵管が破裂する恐れがあり非常に危険です。
妊娠五週目で見られる特徴
妊娠していなければ妊娠五週目は、生理開始予定日から1週間がたったころです。生理が来なくて妊娠に
気づくのがこの頃です。つわりなどの症状が現れる人もいますが特に体調の変化がないという人もいます。
妊娠五週目で見られる特徴について紹介します。
<症状や変化>
①つわり
妊娠五週目~始まり、12~16週目には自然におさまります。
症状には個人差があり、全く何もない軽い症状の人がいれば、何にも飲めなかったり動けなかったり
重い症状の人もいます。この症状で妊娠と気付き人が多いですが、中には妊娠を考えてない人は、
つわりだと思わずに違う病気と勘違いして病院に行く方もいる様です。
②メンタル面
つわりの時期はメンタル面にも変化が出てくることもあります。例えば、普段何でもないことでも
悲しくなったり、イライラしたりします。
これはホルモンの急激な変化により、つわりによる体調の悪化に加えて出産や将来の不安などが
重なっていることが関係していると考えられています。
③便秘
妊娠中は、プロゲステロンという女性ホルモンが多く分泌され、出産までの間は腸の運動が低下する為、
便秘になりやすくなります。食物繊維や水分を多く摂取して対策することが大切です。
④おりものの変化
女性ホルモンのエストロゲンも増えてきます。このエストロゲンは、子宮頚管の粘液分泌を増やすので
妊娠すると水っぽいおりものが多くなります。
<気を付けること>
①薬の服用
妊娠5週目は、赤ちゃんの身体の基本が作られる大切な時期です。この時期に何らかの影響を受けると、
赤ちゃんに奇形を起こす作用が表れやすくなります。例えば一部の薬剤や放射線などです。
常用している薬がある人は、医師に相談して薬の調整をしてもらう必要があります。ほとんどの薬は
多少のリスクがあっても奇形や障害が起こるとは限りませんが医師に相談すると安心しての薬を
飲むことが出来ます。
②葉酸を摂取
初期の胎芽の発達には葉酸が不可欠です。葉酸が不足すると神経閉障害のリスクが高くなります。
食事以外でもサプリなどで摂取するようにしましょう。
ただし葉酸は、妊娠が分かってから摂取するのだは遅く、妊娠の1か月前以上から摂取することが
必要です。またアルコールは葉酸の吸収を妨げるので控える様にしましょう。
③子宮外妊娠の可能性
妊娠初期の諸症状で生理が来なかったり、性器出血や下腹部痛など現れたとしても、正常な
妊娠ではなく子宮外妊娠の可能性もあります。妊娠検査薬で陽性と判定されても子宮外妊娠の
可能性があるので注意が必要です。
④流産の多い時期
妊婦が自然流産する頻度は10~15%と言われています。その内の60から70%が妊娠10週未満と
言われています。この時期の流産の原因は染色体状によるもので、妊婦さんがどのように過ごしても、
変えられない運命であることを知っておく必要があります。なので流産しても妊婦さんの責任では
ないので自分を責める必要はありません。
この妊娠五週目は、妊婦さんにとってつらいと思う時期がスタートしますが辛さがずっと続くわけでは
ありません。無理をせず、おおらかな気持ちで楽しく妊娠生活を楽しみましょう。
体外受精について
ここで体外受精について紹介しておきます。
女性は年齢を重ねる毎に赤ちゃんが出来にくいと言われています。そこで体外受精で妊娠をしている方も
多いと言われます。また妊娠しても嬉しさより流産の不安がある方が多いようです。
体外受精を早期に成功させるために自分でできることを紹介します。
質の良い卵子が摂れなければ体外受精の器官が長引くと同時に費用も掛かります。
体外受精を早期に成功させるポイントは「ミトコンドリアの若戻化ATPの活性化」です。
いかに質の良い卵子と質の良い精子を自分で育てることが出来るかにかかってきます。
<若戻化ATPとは>
若戻化ATPは、ミトコンドリアが産生する細胞新生で細胞分裂を促進するための若化エネルギーです。
<若戻化ATPの活性化>
ミトコンドリア若戻化ATPの活性化を促すことで卵子や精子の機能回復を目指すサプリメント成分が
イースタティックミネラルES-27です。質の低下した卵子や精子のミトコンドリアにエネルギーを与え
若戻化ATPを活性化やミトコンドリアの活発な分裂や増加を促します。
活発な分裂や増加をはじめたミトコンドリアの若戻化ATPは、卵子や精子のエネルギー源となり、
卵子の質の向上や精子の運動力の向上を促します。
まとめ
妊娠五週目で胎嚢は見えるのかや胎児の発育や変化について紹介してきました。
妊娠五週目で胎児の発育は、色々なところが形成されてきます。この頃になると胎嚢が見えてきます。
大きさは1㎝前後で赤ちゃん自体は見えません。
妊娠五週目になると母体に変化が現れてきます。つわりやメンタル面などの症状が出てきて辛い時期に
入ります。この辛い時期は、ずっと続くわけではないので無理をせず心身生活を楽しみましょう。
また気を付けておかなければいけないのが薬の服用や葉酸の摂取です。薬に関しては医師に相談するのが
良いでしょう。葉酸に関しては人してから摂取するのではおそく、妊娠1か月前以上から摂取するように
しましょう。
体外受精については、年齢を重ねる毎に女性は妊娠しにくくなるようです。また妊娠しても嬉しさより流産の不安の方が大きいという方もいるでしょう。体外受精を早期に成功させるためには、若戻化ATPの活性化する事をおススメします。
いかに質の良い卵子と質の良い精子を自分で育てることが出来るかにかかってきます。
この様に妊娠五週目では、赤ちゃん自体は見えませんが胎嚢は超音波で確認する事が出来ます。
胎児の発育や変化、母体の変化も、この頃から始まります。辛い時期ですが無理をせずに妊娠生活を
楽しみましょう。