南海トラフ地震はいつ起こるの?被害の大きさは?
最近、地震の回数が増えてきているのではないかと感じている人もいるかと思います。
実際に2020年の4月1日から6月30日までに発生した地震の回数は前年度の同じ時期に比べて1.57倍となっています。
このことについて報じられるとき、しばしば南海トラフ地震という言葉を耳にすると思います。その南海トラフ地震がいつ起きるのかや、その被害について現在予想されている情報を紹介します。
南海トラフ地震とは?
そもそも南海トラフ地震とは何なのでしょうか。それは、これから30年以内に起こるとされている巨大地震のことです。ちなみにいつから言われているのかというと、2011年の12月末頃からです。もう10年近く言われ続けています。
気象庁によると、南海トラフというのは「駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域」と定義されていました。
参考: 気象庁南海トラフ地震とはhttps://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/nteq.html
画像: 地震の窓口 そもそも「南海トラフ地震とは」 https://www.jihoken.co.jp/kasai/jishinmadoguchi/cat3/2149/
南海トラフ地震いつ来るか
政府の地震調査委員会によれば南海トラフ地震が起きる確率は30年以内に70〜80%と言われています。これは、最新の会議でも変わっていません。さらに、京都大学の名誉教授である鎌田浩毅氏によると具体的に2035±5年に必ず起こると言われています。
東京大学名誉教授兼JESEA地震科学探査機構の取締会長の村井俊治氏はMEGA地震予測という地震の前兆をとらえる機械を開発しました。これによると、具体的にいつごろ、いつ何時に起こるのかなどははっきりしていませんが2021年に富士山周辺や駿河湾沿い、房総半島などに巨大地震が訪れる可能性が高いと予測しました。
以上、紹介したこれらはあくまで予想であり、いつ起きてもいいように備えておくことか1番です。
想定される被害
南海トラフ地震が起きると、静岡県から宮崎県にかけての一帯に大きい震度の地震が発生します。大きいところでは震度7、そのほかの広い地域では震度6強から6弱程度が予測されています。
津波は、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿いの地域で10m超が予測されています。
この南海トラフ地震で1番危ない県は想定される死者数では静岡県です。しかし、その他にも和歌山県や高知県、宮崎県なども大きな被害が想定されるので注意が必要です。
予言や未来人について
スピリチュアリストの江原啓之さんという方は、2020年のキーワードとして破綻と崩壊を掲げ、実際にオリンピックの延期や新型コロナウイルス感染拡大が起こりました。
江原さんは、地震についても発言されています。東日本大震災が起こる前の年に地震に注意するよう呼びかけていました。そして、2020年からも地震に注意するようにと発言されています。しかし、2021年に南海トラフ地震が確実に起こるという予言はされていません。
さらに2021年以降も南海トラフ地震がいつ頃、いつどこで何時頃といった具体的な情報も出されていません。ただし、東日本大震災を的中させた江原さんが今年注意するべきだと言われているので地震への備えは大切です。
次に未来人についてです。それは、2016年に話題となった2062年から来たという未来人です。この未来人は東日本大震災や熊本大地震を的中させたと言われています。また、2062年未来人は南海トラフ地震の起きる日を「IQが150ほどあれば数ヶ月程度で解ける」という難解な暗号とともに予言した。そして、ネットショッピングでこの暗号が解読された結果2022年7月4日 南海トラフ 逃げてくれ という内容だった。
これは、南海トラフ地震がいつ起きたのか、いつ来るのか(いつ起こるのか)を明確に示しているためとても衝撃的な予言でした。
南海トラフ地震が来るまでにしておくとよいこと
今やいつ南海トラフ地震が起きてもおかしくありません。そのため、いつ起きてもいいように準備しておくといざ来た時に慌てずに行動できます。
・避難経路を確認しておく
地震の時に最も大切と言っても過言ではないのが速やかな避難です。特に巨大地震となると津波の高さも高くなるので、標高の高いところに逃げることが重要になってきます。そのため、日頃から標高が高い場所への最短経路を確保しておくことが大切です。
・食料や飲料を貯蓄しておく
家の中に置いておくものとして、1週間分の食料や飲料が望ましいとされています。
その他にも日常で使うティッシュやろうそくなども用意しておくとよいでしょう。
・非常用持ち出し袋またはバッグの準備
非常時に持っていくものを決めていると避難が遅れてしまいます。なので、事前に持っていくものをバッグにつめ、いつでも持ち出せる状態にしておきましょう。
・家具の置き方を工夫する
地震時の死因として多いのが家具などによる圧死です。そうならないためにも倒れやすいものの配置や転倒防止のための処置を施しておくと災害時でも安全です。