AI越え、藤井聡太、神の一手、part1
AIとは英語で『Artiricial(人工的な) Intelligence(知能)』の頭文字をとってそうよばれています。
現代社会で目まぐるしい活躍を見せているAI。自動車の自動運転システムやGoogle翻訳などにも使われていますね。
そんな必要不可欠になったAIは果たして人間の知能を上まってしまうのでしょうか。また人間を超える日はやってくるのでしょうか。
人間を超えるのはいつなのか結論から言いますと、2045年に人間を完全に超えてしまうと予想はされていますが現段階ではまだ人間を超えられません。
というよりも人間がAIを作っているあいだは超えられないでしょう。
また、AIが人間を超えられないと証明した出来事が最近ありました。そうです。2020年に流行語大賞になった"AI超え"の一件です。
ではAI超えとは何なのか簡単に説明していきます。
話題になったAI超えとは、歴史に刻んだ棋聖戦
将棋AIはその都度形勢判断をし、最善手を指していくプログラムです。
この将棋AIの精度は非常に高く、プロ棋士相手に勝ち越すなど様々な勝利を収めてきました。
最近では将棋電王戦というものが行われるようになり、将棋界でのAIは注目の的でした。
しかしこのAIですら手を焼いた対局をAIよりも早く答えをだし、Ai超えといわれ流行語大賞のもなった人がいます。
皆さんもご存じでしょう。藤井聡太棋士です。
AI超えとは棋聖戦五番勝負第2局、渡辺明棋聖に挑んだ藤井聡太七段が指した58手目・31銀の一手のことです。
対局AIが6億手を読んで出したこの最善手を藤井七段はわずか23分で導き出したことからAI超えの一手と呼ばれるようになります。
この方は上記の一局だけでは終わりません。
トレンド入りを果たした“41銀”というワードをご存じでしょうか。
竜王戦、藤井聡太二冠と松尾歩八段の対局中終盤のできごとです。
『人類には指せない手』としてAIが導き出した棋譜がまさしく41銀。
人間ならば誰しもが84飛とするところを藤井二冠はAIと同じく41銀と打ち、勝敗を決める神の一手となりました。
AI優位とされていた認識を覆す一件になったのです。
まだ見ていない方がいましたらpart1、part2、part3とわかれている動画もあがっているのでぜひ見てみてください。
進化していく知能
AIは1956年に発表されてから今日まで目まぐるしい進化を果たしてきました。
日々進化をしていき人間との共存を育んできています。
AIはおおきくわけて2パターンあります。
1つは自動選別AIです。
主に物体などを仕分ける際に使われるプログラムです。
農家や漁業、工場などで使用され商品を選別します。
もう一つは自立型自動学習AIです。
こちらはこれからの世の中を大きく変えるものとなるでしょう。
現在人が作っているプログラムを自動化したり先ほどの将棋AIのように自動で解析、分析したりと幅広い活躍をしています。
皆さんが指し示すAIはどちらかというと後者のほうをさすのではないでしょうか。
AIとは突き詰めれば突き詰めるほど利便性と倫理性に話が入っていきます。
人間に近づくほど倫理観というものを提唱し利便性を求めるだけの機械ではなくなっていくのです。
人間が作り出したAIはまだ欠点だらけです。
声が嫌いなんて意見もあがっています。
皆が夢見るAIとははたしてどのようなのでしょうか。かの有名な猫型ロボットのように時空を超え、次元を超え人に愛を伝えにくる存在でしょうか。
今世の中は躍起になってこのAIを人間に近づけようとしています。
そこである一つの問題が生じました。
そうです。2045年問題です。
AIが人間を超える日。2045年問題とは。
現代の文化ではまだまだ人間が主役です。しかし将来、AIが人間を超越し文化の主役になると予想されるようになりました。
皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
2045年に人工知能の性能が人類の知能を超える、
aiが人間を超える日と予測され、技術的特異点とよばれていることを。
この可能性を提唱したのは1990年頃のアメリカ人レイ・カーツワイル氏です。
当時彼は“インターネットの普及”、“コンピューターがチェスの試合で勝利”といった未来のAI技術の発展を的中させており、この技術的特異点の提唱は現実味をおびました。
そうしてAIが人間を超えてしまうと危惧しこの技術的特異点を2045年問題と呼ぶようになったわけです。
2045年問題が実際におきた場合、どのような変化があるのでしょう。
一番おおきな問題とされているのは仕事がなくなるということ。
AIの発達により人類が働くことがなくなり映画のような世界にかわってしまうと考えられています。
しかし本当に仕事がなくなってしまうのでしょうか。
仕事がなくなるのではなく変わっていくとかんがえます。
働くという意味を理解し常に発展してきたのは人間です。大丈夫です。仕事の内容が変わっていくことはあっても、なくなることはゼロに近いでしょう。
AIが進化していくのと同様に人類の仕事も進化していくのです。様々な研究所でこれからなくなる仕事、残っていく仕事の研究結果も発表されています。
詳しく知りたい方は調べてみるのもおもしろそうですね。
aiが人間を超える日
人間の生活には欠かせなくなったAI。
AIが進化していき人類を超えるといわている技術的特異点。
色々と議論されている中でも藤井七段のようにAIにはまだ負けないと証明してくれていることもあります。
またAIを作るのは人間です。
人間を超えないのが基本です。
しかし内容次第ではAIが人間を超える日が来ます。
AIとともに共存するために人間の生活のあり方も変わっていくと考えています。
AIが道具ではなく人類と同じように並んで生活する日もそう遠くない未来に訪れるかもしれませんね。