ゆうちょ銀行の口座を複数、2つ
ゆうちょ銀行では、複数口座は作れないです。原則「一人一口座」となっています。
ゆうちょ銀行の口座を複数、2つ持つには抜け道があります。
しかし「氏名や生年月日が同一」の総合口座を二口座まで利用できます。
個人名義では一口座しか持てませんが、家族など別の名義であれば口座を持つことが出来ます。
家族が増えるなどで
口座を複数持つことを考えている方は是非参考にして下さい。
複数の口座の開設について
ゆうちょ銀行では、原則「一人一口座」となっています。ゆうちょ銀行だけでなく、どの銀行でも
そうなっています。
しかし複数口座を持つことが出来るんです。
ここでは複数口座開設について紹介します。
1.複数口座の作り方
ゆうちょ銀行だけでなくどの銀行でも個人名義では、一人一口座しか持つことが出来ません。
複数口座を持つには名義を変えることで、口座の複数持ちが出来ます。
例えば
・子供の将来のために子供名義で口座を開設
・家族の貯蓄用に奥様名義で口座を開設
などです。
口座の名義を変えることで複数の口座を持つことが出来ます。
ここで注意しないといけないのが、家族用の口座開設には「名義人と同居」や「同居している配偶者」や「名義人の親権者」となります。
口座を開設する時には「本人確認」の書類が必要となります。
2.総合口座について
ゆうちょ銀行の総合口座には「通常貯金」と「通常貯蓄貯金」の2つがあります。
同一名義で「通常貯金」と「通常貯蓄貯金」の口座を各一口座持つことが出来、口座が2つ作れます。
・通常貯金とは
財布代わりになる貯金のことで、公共料金や自動払込や年金受け取りなど出来ます。
・通常貯蓄貯金とは
10万円以上残高があれば通常貯金よりも有利な利子が付く口座のことです。
この2つの口座を上手に使えば、口座を2つ作れるのです。
持つことが出来ますのでメリットをいかしましょう。
この2つの金利は2020年から同じとなっています。またお金の出し入れは両方とも自由です。
3.「屋号」で別口座を作ることが出来る
副業や個人事業をしている場合、お金の管理を分けるために「屋号」で別口座を作ることが出来ます。
この場合は、本当に活動していることが証明できる書類が必要となり、審査でクリアする必要があります。
この様に「通常貯金」「通常貯蓄貯金」「屋号」の3つの口座を作ることが出来ます。
ただし印鑑は、それぞれ違うものにしないといけません。
複数の口座が作れない理由
複数口座が持ちたくても、原則「一人一口座」となっているので持つことは出来ません。
支店が違っていても同じ銀行だと新しく口座を開設することが出来ません。
ここでは複数口座が持てない理由を3つ紹介します。
①手続きミスなどを防ぐため
銀行口座が一つしかなければ、振り込みなどの手続きがスムーズに出来ます。しかし複数の口座があると、手続きで名前を紹介する時に、同じ名前が多数出てくることになります。
そうするとどれが正しいのか紛らわしくなり、本人確認にも時間が掛かります。
また、同じ名前の人が別に存在する場合もあり、間違って入金や出金などのトラブルが起こる可能性が
あります。この様なミスを防ぐ為に口座を一つに限定しています。
②休眠口座を増やさないため
現状、無料で銀行口座を持つことが出来ますが、銀行では口座を管理する為のコストがかかっています。
もし複数口座があっても、あまり活用されず眠ったままの休暇口座になっても人件費やシステム費用が
増加します。この様な無駄をなくすため複数口座が持てないのです。
③金融犯罪の温床を防ぐため
昔と違い近年では、お金を奪おうとする犯罪が発生しています。
インターネットやダイレクトメールなど様々な手口で口座売買を進める手口が見られます。
使わない口座だからと、うっかり売買すれば「振り込め詐欺」や「ヤミ金融業者の不正なお金の流用」など様々な犯罪に繋がるリスクがあるからです。
ゆうちょ銀行では以前に複数口座を持つことが出来たようですが、2019年4月から原則「一人一口座」となり、すでに口座を持っている人は新規開設は出来ない様になりました。
ゆうちょはドコモ口座と2017年11月から連携を開始しましたが。
預金が不正に引き出された事がありました。
私たち一人ひとり、セキュリティにも気を付ける必要があります。
解約、限度額などゆうちょの口座についてよくある質問。
ここではゆうちょの口座のよくある質問を紹介します。
①通常貯金の口座を解約する場合、必要な持ち物は?
口座の名義人が解約する場合、必要な物は
・通帳
・キャッシュカード
・口座の届出印
・本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)
この4つです。解約の手続きは、全国の郵便局の貯金窓口、またはゆうちょ銀行窓口で出来ます。
②ゆうちょ銀行には、いくらまで預けることが出来る?
預入の限度額は以下の通りです。
・通常貯金:一人
・定期性貯金:1300万円
です。また「財産形成定額貯金」や「財産形成年金定額貯金」や「財産形成住宅定額貯金」については、
定期性貯金の預入限度額1300万円とは別枠で550万円まで預け入れすることが出来ます。
※振替口座には制限はありません。
③総合口座や振込口座など複数口座をまとめるには?
同一口座名の場合は、一つのお客様番号に複数の口座を統合して、まとめて管理できます。
振替口座で、別名で設定されている口座については、口座名義人名ではなく、別名のカナ氏名が一致している事を確認します。
小ネタとして
休眠預金等活用法が2018年1月1日から施行されています。
預金を引き出すことはできます。
ゆうちょ銀行の口座は複数を作れるのは条件付き
ゆうちょ銀行では、複数口座は作れないです。原則「一人一口座」となっています。
しかし「氏名や生年月日が同一」の総合口座を二口座まで利用できます。
ゆうちょ銀行の口座を複数口座をもつことができない理由は
先程紹介したように、
手続きミスや休眠口座を増やさないや金融犯罪を防ぐ目的があります。
しかし名義を変えることで複数の口座を持つことが出来ます。
今回お伝えしたポイントは「複数口座の作り方」です。
将来の子供のための貯金や家族の貯蓄用の貯金がしたい時の名義を変えることで、複数の口座が持てます。
この記事を読んで将来のために複数口座を作って貯金を分けてみてはいかがですか。
子供の将来の貯蓄にきっと役に立つはずです。