おでんの作り方を簡単に!出汁、黄金比、関西、白だし、めんつゆ、おでん出汁、コンビニ、人気、プロ、めんつゆでおでん、関西風おでん
お店のようなおいしいおでんが作れないと思っている方もおられるようです。
簡単においしいおでんを作る基本の方法や、各地方のおでんについても紹介します。
おでんの出汁の黄金比も。
おでんはダイエットになるとも言われていますので、
家庭で美味しいおでんを作りたいものですよね。
寒くなって来ると、誰もが食べたくなるのがおでんです。
現在ではコンビニでもそこそこにおいしいおでんを買う事が出来ます。
でも、自宅で作るおでんも冬の定番料理と言えるかもしれません。
ヨーロッパ等でも冬にコトコト煮たシチューを食べますが、日本のおでんも英語にすると、fishcake and vegetable stew(フィッシュケーキ《かまぼこやちくわ等のこと》と野菜のシチュー)となります。
おでんの出汁、黄金比、簡単にだしを作るには?
おでんが美味しくなるかまずくなるかは、おでん出汁が決めてと言えるのではないでしょうか。
つまりおいしいおでんつゆを作ることが重要です。
おでんつゆの黄金比(醤油、みりん、出汁等の絶妙な割合)もネットには色々出てますし、プロの究極のやり方をまねてもいいかもしれません。
とは言え、家庭で作るにはいかに時短で手軽においしいおでんつゆを作るか、ということではないでしょうか。
どのようにすれば簡単においしいつゆが出来るでしょうか。
◎めんつゆを使う・・めんつゆでおでん、めんつゆは料理する人の強い味方です。
めんつゆを使えば、必ずおいしいおでんが出来ます。
白だしのめんつゆもあるので、関西風のおでんも作れます。
関西風おでん、
関西は薄い透明感のあるおでんつゆが主流です。
◎顆粒だしを使う・・味付けは自分でするとしても、大事な出汁を顆粒だしで作ります。
顆粒だしはかなり本格的な出汁が作れるものが何種類もありますので、使わない手はありません。
あるサイトのレシピで紹介されているおでんも、顆粒だしがよく使われています。
◎おでんの素を使う・・ハウス等ではおでんの素を販売しています。
実に簡単におでんのつゆが出来上がります。
福岡の里山にある高級和食店の「茅乃舎」も、茅乃舎だしを販売しているので、使ってみてもいいですね。
本格のおいしいおでんを作るには?
動画でもおでんの作り方は色々紹介されていますが、シンプルでおいしいおでんを作るポイントと言ったものをご案内しましょう。
*鍋は必ず大きいものを準備し、そこへたっぷりのおでんつゆを用意します。
つゆは前述のように簡単に作れますが、自分で色々な調味料を入れて本格的な味を作ってもいいですね。
それにプラスしてオイスターソースを入れると、お店の味を再現出来るとも言われています。
*材料は色々用意しますが、大根やちくわ、しらたき、卵、さつま揚げ等、定番の人気の具は必ず入れましょう。
変わり種としては、トマト(プチトマト)を入れてもおいしいです。
おでんに入れる素材は、型にはまらなくても大丈夫です。
*入れる順番は煮えにくいものからです。
順番としてはまず大根や、味の染みにくいしらたきやこんにゃくから、弱火でコトコト30分程煮ます。
本格的に作る人は、大根やこんにゃくのような具材だけを、前日仕込みにする人もいます。
*ちくわやがんもどきのような練り物は長時間煮ないで、せいぜい10分くらいにします。(はんぺんは食べる直前に投入しましょう。)
*煮込の時間は全部で40分くらいでじゅうぶんでしょう。
時間がない時は、圧力鍋を使うと、あっという間に味の染み込んだおでんが出来ます。
*袋入りのおでんもよく見受けますが、忙しい時にはそれを利用するのも「あり」でしょう。
*おでんの機械(電気おでん鍋)を使うと、家に居ながらにしておでん屋気分に浸れるかもしれません。
*おでんにはからしを付けて食べる事が多いですが、ユズコショウをかけてもおいしいです。
コンビニのおでんも美味しい。どこのお店が好み?
コンビニは冬になると、レジの隣りに必ずおでんコーナーが出来ます。
どこかちょっとコンビニに立ち寄った機会に、買う気がなかったのに、つい買ってしまうという人もいるかもしれません。
又、一人暮らしの人なら、コンビニのおでんは美味しいのでありがたい存在でしょう。
コンビニのおでんは、それぞれおいしい出汁を研究してしのぎを削っているようです。
マニュアルも確立しているので、バイトの人でもきちんと作れるようになっています。
セブンイレブンはかつおと昆布の出汁に真鯛のスープが加わっています。
つゆに旨味があり、味もやや濃い目になっています。
ローソンは塩が控えめのやわらかい味で、かつおだしが効いています。
ファミリーマートは鰹節、さば節、煮干し等の産地を厳選しており、つゆ自慢となっています。
ファミマでは以前、「チビ太のおでん」を売っていたこともありますね。
静岡や金沢のおでんなど。
おでんは地方によっても随分違うものになります。
静岡のおでんの特徴は、その黒々としたおでんつゆの色にあります。
濃口醤油を使い、牛すじや鶏肉から出汁を取るので、つゆが真っ黒になります。
つゆの色と反して、味はあっさりしています。
金沢のおでんは珍しい具材を色々入れることが特徴です。
車麩やバイ貝、金沢春菊等や、カニ面というものも入れます。
カニ面は香箱カニを丸ごとカニ面に詰めて、カニ足で蓋をしたもので、金沢おでんの顔とも言えます。
名古屋は味噌おでんです。
八丁味噌のタレで煮込んだおでんは、深い味わいです。
姫路にはおでんを生姜醤油につけて食べる、「姫路おでん」があります。
濃口醤油にショウガのすったものを入れますが、たまにみりんを少量加えることもあるようです。
姫路から少し離れた神戸市には、以前「おでんら」という名前のおでん屋さんがありました。
おでんに「ら」を付けて、おでんを複数形にしたのでしょうか、ユニークな名前ですね。
群馬はみそおでんが有名です。
おでんというより、味噌田楽といった感じのもので、串こんにゃくに田楽みそをかけたものです。
群馬県民はおやつ感覚で食べるようです。
韓国おでんは定番の屋台フードです。
具材はさつま揚げを薄くしたような「オムク」が長い串に刺してあります。
つゆは昆布や干しエビ、干しスケトウダラ等で出汁をとっています。