指の皮が剥ける、性病、市販薬、スマホ、病気、原因や治し方を解説
指の皮が剥ける症状がでている場合は病気です。病気と言われると怖いですよね。しかし、心配する必要はありません。今、あなたがでている症状から何の病気なのか検証していきましょう。
ふと手を見ると、指の皮が剥けていることはありませんか?
手の指の皮が剥ける
痛みがないときは、指の皮がどんどん剥けるのでどこまで剥けるの?と不安になるときもありますよね。
季節の変わり目や、冬の厳しい乾燥、日ごろ使うあらゆる洗剤が原因での手荒れ、いろいろあると思います。そこで、なぜそのような症状がでるのか。原因は?治し方は?対処は?などさまざまな悩みを解決していきます。
手指の皮が剥けるのはストレス?乾燥?水虫?病気?
1. かゆくない・痛くないときに考えられる病気
《乾皮症》
乾皮症とは、皮膚の皮脂が少なくなることが原因の皮膚の乾燥です。皮膚が剥がれ落ちたり、手指の皮が剥ける、ひび割れたりします。
皮膚の乾燥が悪化すると、かゆみが出てきます。酷いと睡眠時にかゆくて寝られない、仕事や勉強に集中できなくなったりする場合があります。
治療方法は保湿剤を使って皮膚に潤いを与えることです。炎症が生じて皮脂欠乏性湿疹まで症状が進んだ場合はステロイドの塗り薬が処方されることもあります。
《汗疱》
中学生や子供、幼児に多く見られる。手のひら、足や指の皮が剥ける病気は、かんぽう(汗疱)という病気で、汗や乾燥による皮膚トラブルがほとんどです。
指の皮が丸く剥ける、丸い、白い丸のように見えるので、水虫?と思いがちですが、水虫の可能性は低いです。そして、季節の変わり目に手の指の皮がむける症状が出ることが多く、季節の変わり目は温度変化も激しいので、自律神経の乱れも影響します。
汗によって皮がふやける、剥ける、の繰り返しになってしまいます。
治療方法は、病院を受診し薬をもらいましょう。ステロイド剤や保湿クリームを処方されることが一般的で、塗り続けることで軽減していきます。
痛くない・痒くないからといって病気ではないと言い切れません。指の皮がむけた時点で病気を疑うようにしましょう。
2,痛いときに考えられる指の皮が剥ける原因
指の皮がむけて痛い場合は、ささくれ(さかむけ)かもしれません。ささくれの特徴は、爪と指の境目の指先の皮が剥けることです。また、それを無意識に指の皮を剥くことで悪化します。ささくれの主な原因は、水分・油分・栄養の不足が主な原因です。 空気が乾燥し、指先の皮膚の水分や油分が失われると、爪の周囲の皮膚が部分的にささくれやすくなります。予防方法としては、ハンドクリームなどで日ごろから保湿をしっかり行うことです。
市販薬ではオロナインH軟膏が適していると言えます。そして、オロナインH軟膏はほとんどの家庭にある薬ではないかと思いますので、今からでもケアできると思います。
効能は、ひび・あかぎれ・しもやけ・きりきず・すりきず・ニキビ・水虫となっております。
3. 痛い場合の指先の皮がむける原因は?
《手湿疹》
特定の指だけ皮が剥ける、指先の皮がむける原因は、
理由は
手湿疹の可能性があります。主に、利き手の親指・人差し指の・中指の指先から発症します。指先だけ皮がむける原因として、手に触れる物質の刺激やアレルギーによって生じます。
手荒れがさらに進行した状態で、かゆい・痛いなどの症状があります。洗剤など使用することで発症することが多いため主婦湿疹とも呼ばれています。
アルコール消毒を使用する、大人だけではなく子どもにも手湿疹が増加しています。
手湿疹の予防の予防方法は、手湿疹になる前に、乾燥が気になったときはすぐにハンドクリームを塗るなどして保湿を心がけましょう。
指の皮がむけていく怪我?突き指?
《乾癬性関節炎》
免疫の異常によって、炎症がおこり、関節やその周囲の症状として手足の指の腫れ(指趾炎)が起こります。かゆみというよりは、痛みと腫れが主な症状です。体を温めたりすると、かゆみが生じることがあります。
指の関節が腫れていると、まず突き指を疑ってしまいがちですが、これも皮膚の病気の一つです。症状の一つとして指の皮がむけていくこともあげられます。
こちらの病気は現在も原因がわかっていないため予防方法などもこれといってありません。なので、指の関節が急に腫れ、指の皮が突然剥けるなどの症状がみられた場合は皮膚科へすぐに行きましょう。
《手白癬》
手白癬の場合は、手の指の間の皮がむけたり、皮が厚くかたくなって時には亀裂を生じたり、小さな水ぶくれが生じたりすることが多いです。 片手だけに症状が出ることもあり、多くの場合足白癬も合併します。
白癬とは、カビ(真菌)の一種が人の手に感染する病気のひとつで、皮膚症状を引き起こします。いわゆる水虫と同じ種類のカビが、手で症状を引き起こします。たとえば、皮膚の外側の層がむけてぼろぼろになったり、湿ってジュクジュクしたりするなどの症状が現れます。
白癬は、基本的にカビの増殖を抑える薬(抗真菌薬)で治療しますが、爪症状の有無と体の部位によって塗り薬と内服薬を使い分けます。治る期間が長いので、水虫だと思い市販の薬を使い続けるよりも、病院で薬をもらい適切な処置をしてもらったほうが治る期間は短く済みます。
指の皮が剥けるのはなぜ?スマホが原因の可能性も
指の周りの皮がむける場合は、スマホが原因かもしれません。
スマホに指の皮が向ける、
タッチパネルとの摩擦や、端末の発熱によって指がカサカサになり、指の間の皮がむけるなどの症状がでます。
女性が指の皮が剥ける場合はジェルネイルアレルギーかも
女性でジェルネイルをしている人は多いのではないでしょうか。そこで最近増えてきているのが、ジェルネイルによる指あれです。
ジェルネイル自体がアレルギーの場合、もちろん指の皮が剥けるなどひどく荒れてしまいますが、ジェルネイルを落とすときに使用する、アセトンやアルコールが原因で指が乾燥してしまい皮が剥けにつながることも多いようです。
酷く指あれしている場合は皮膚科へ行き、ジェルネイルは控えるようにしましょう。
指の皮が剥けるのは性病の可能性はある?
爪と指の間の皮が剥けるときには、爪カンジダ症かもしれません。水が皮膚と爪の間に入り込むことで皮膚がふやけてしまい、カンジダの増殖にとって好ましい環境を形成します。 その結果、爪の周囲でカンジダが悪さをして、カンジダ性爪囲炎が引き起こされます。 こうした原因から、主婦・美容師・理容師・調理師など、日常的に水に触れる機会が多い方でみられることが多いです。そして、大人の人はカンジダ症と聞いて性病かと思うかもしれませんが、カンジダ症は性病ではないので安心してください。
治し方、対処
ささくれや二枚爪等など指先の乾燥は栄養で補うことができます。
タンパク質…肉類や魚類、卵・大豆製品・乳製品などの良質なタンパク質を摂るようにしましょう。
コラーゲン…コラーゲンはタンパク質のひとつで、皮膚にとって、必要な栄養素ですので積極的に摂取しましょう。コラーゲンは、手羽先などに多く含まれます。
ビタミンC…肌を美しく保つビタミンCは、コラーゲンの生成を補う役目をするビタミンです。そのため、皮膚に必要な栄養素であるコラーゲンを単体で摂取するよりも、ビタミンCと一緒に摂取することによって、より一層効果を高めることができます。
ビタミンA…乾燥して爪が割れやすい時は、ビタミンA不足が考えられます。ビタミンAが豊富なニンジン・にら・ほうれん草などの緑黄色野菜を積極的に摂るようにしましょう。
カルシウム…牛乳・乳製品・小魚類などに含まれるカルシウムも弱った爪を丈夫にしていきます。
ビタミンB…皮膚、髪の毛、爪などの細胞をつくるのに役立つビタミンBは、豚肉などに多く含まれますので意識して摂取しましょう。
ストレスに対する耐性をつくる、ストレスを少なくする。
このように、いろいろな種類があり、怪我、知恵袋や画像などを見ていると夢に出てくるほどすごく怖い気持ちになりますよね。
指の皮が剥けた時
勝手に自己判断をし、薬を塗っても治らない場合がありますので、指の皮むけが治らない場合はすぐに皮膚科を受診しましょう。