頭皮が赤い?はげ?つむじ、思い込み、知恵袋、前兆
男性に限らず女性でも頭皮が赤くなると、前兆で、髪が薄くなるのか、はげるのかと心配になります。
年齢が50代後半以降になると、頭皮は段々と赤くなって来ます。
年齢以外にも頭皮が赤い原因は様々ですが、その頭皮の赤みを治すにはどうしたらよいのでしょうか。
頭皮が赤くなる原因やその治し方について紹介します。
健康な頭皮の色ってどういう色?赤いのはやばい?
頭皮の色についてあまり気にしていない人も多いかもしれませんが、実は頭皮の色はとても重要ですので、チェックした方がいいでしょう。
一言で言えば健康な頭皮の色は、青白い色です。
青白く透けているような色で、皮膚もキメが整っています。
ですから自分の頭皮が青白くなければ、頭皮が健康ではないという事になります。
青白い色が徐々に黄色がかって来ると、注意するサインになります。
黄色い頭皮は、体が酸化して来ている証拠です。
年齢、ストレス、紫外線等で体全体が酸化して来ると、頭皮にも影響して来ます。
頭皮が赤みを帯びて来ると、年齢だけでなく頭皮が炎症を起こしているのかもしれません。
炎症の原因を見つけて対処しないと、薄毛になったりはげる可能性もあります。
頭皮が赤い、改善するにはどうしたらいい?
頭皮が赤いと分かったら、それを放っておくのは良くありません。
かゆみや抜け毛が増えたりしますので、早めに対処しなければなりません。
ですがまずは原因を突き止めないと、適切に対処出来ませんので、その原因を考えてみましょう。
◎脂漏性皮膚炎・・脂漏性皮膚炎というのは、頭など皮脂が多く分泌される所に出来る湿疹です。
皮膚に常在するカビのマラセチアが異常に増えてしまう事により起きます。
頭皮の赤み、かゆみ、フケが多くなります。
ネットの画像で見てもかなりの赤みが確認出来ます。
治し方はマラセチアというカビが原因なので、抗真菌薬やステロイドを含んだ塗り薬が処方されます。
又、シャンプーも脂漏性皮膚炎用のシャンプー剤を使う必要があります。
◎接触性皮膚炎・・頭皮に合わないシャンプー等を使ったりすると、赤くなります。
アミノ酸系等の、肌にやさしいシャンプーを使うようにしましょう。
中々治らない場合は、皮膚科へ行く必要もあります。
◎円形脱毛症・・頭皮が赤く変色すると、円形性脱毛症になる事もあります。
1か所だけの脱毛の場合もあれば、複数の場所が脱毛する事もあります。
この場合は早めに皮膚科を受診する必要があります。
◎頭皮の血行が悪い・・体全体の血の流れが悪いと、頭皮にも影響します。
血行が悪く頭皮に十分な栄養が行き届かないと、頭皮の新陳代謝がうまく行かなくなり、頭皮の赤み、フケ、かゆみ、抜け毛が増えたりします。
適度な運動やバランスの取れた食生活が大切になります。
体全体の血行が良くなると、頭皮の血行も良くなります。
◎頭皮が乾燥している・・色々な原因で頭皮が乾燥してしまうと、炎症が起きやすくなります。
かゆいからと言って1日に何回もシャンプーをすると、もっと乾燥してしまいます。
洗浄力の強いシャンプー剤は使わずに、アミノ酸系のものを使う方がいいでしょう。
頭皮が赤いし、これって「つむじはげ」になってる?
「つむじはげ」というのは、つむじあたりの毛が薄くなって、はげのようになっている状態です。
でも、正常なつむじなのに、思い込みで自分は「つむじはげ」ではないか、と心配する人もいるようです。
また、つむじの部分の毛がくせがあったりして、毛が割れている事もあります。
そうするとつむじが広く見えて、「つむじはげ」だと思ってしまったりします。
自分のつむじを、合わせ鏡等でよく観察してみましょう。
「つむじはげ」は、つむじの周りの毛が薄くなっていて、毛も細かったり短かったりしています。
つむじ周辺の頭皮は赤や茶色になっています。
しかもつむじの所の毛の流れも、はっきりしていなかったりします。
男性だけでなく、女性でも「つむじはげ」になる人はいます。
原因は何なのでしょうか。
男性の場合は、AGA(男性型脱毛症)や頭皮環境の悪化が主な原因になります。
AGAは日本人男性の約30%がなると言われているものです。
遺伝や男性ホルモンの影響があります。
AGAになるとつむじはげだけでなく、前髪の生え際部分がM字型やU字型に薄くなる場合もあります。
AGAの専門クリニックへ行く事をおすすめします。
主に内服薬を処方されます。
女性の場合の「つむじはげ」は、FAGA(女性男性型脱毛症)と言われていて、女性ホルモンの減少やストレス、髪染めやパーマによる頭皮環境の悪化が原因です。
女性ホルモンは髪の毛の健康や育毛を促しますが、加齢により女性ホルモンが減って来ると、抜け毛が増え、髪自体も細くなって行きます。
女性の「つむじはげ」の方が男性の「つむじはげ」より治る可能性は大きいでしょう。
やはりFAGAの専門クリニックへ行った方が、治りやすいと言えます。
内服薬と外用薬を併用して治します。
SNSなどでも改善した方の感想が載っていたりします。
また、食生活もバランスの良いものにし、質の良い睡眠をとることも必要です。
知恵袋でも見かけるテーマです。
みなさん気になるようです。