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妊娠するとおならが増えた、と感じる人が多いようです。
特に妊娠超初期に、頻繁におならが出るようになったと言う妊婦さんもいます。
生理前にもホルモンの関係で便秘になる人が多くいるように、妊娠するとホルモンバランスが変化するので、それが腸にも影響を及ぼすようになるのです。
便秘になったり下痢気味になったり、お腹が張るようになる人もいます。
もちろん個人差もあるので、あまり感じないという人もいます。
ですが妊娠により腸内環境が変わり、おならが増えるというのはよくある症状です。
でも人前でおならが出てしまったら困りますよね。
ブログでも、妊娠して頻繁に出るおならについての投稿もよく見かけます。
妊娠中のおならについて考えてみましょう。
おならの原因
妊娠超初期というのは、次回の生理開始日前のことで、妊娠1ヶ月と言われる時期です。
その妊娠超初期から始まる妊娠初期症状には様々あります。
生理ではない少量の出血(着床出血)や、おりものが増える、便秘、微熱やだるさ、頭痛といったものです。
その中に、おならが頻繁に出るようになるという症状もあるのです。
今までそれ程おならが出る事はなかったのに、妊娠したらおならがよく出るので嫌になると感じている人も多いようです。
おならの原因は前述したように、ホルモンバランスが変化することによるものです。
妊娠するとプロゲステロンというホルモンが多くなるのですが、このホルモンは腸や胃の働きを低下させてしまうと言われています。
妊娠の継続には欠かせないホルモンなのですが、そのために便秘になる人も多くいます。
腹痛や吐き気を伴ったり、げっぷが出るようになったと言う人もいます。
とは言え、おならは妊娠初期だけの問題ではありません。
段々子宮が大きくなるにつれて腸を圧迫しますから、おならは妊娠の初期から後期まで続く問題であると言えます。
おならの臭い
妊娠するとプロゲステロンの関係で、腸の働きが低下してしまうという事は分かりました。
そのため腸内環境が悪くなり、おならが頻繁に出るだけでなく、おならが臭くなったりもするのです。
元々、おならというのは、それ程臭いものではありません。
おならは、飲み込んだ空気と腸の中の細菌が食物を分解する際に出るガスのことで、おなら自体は普通の生理現象で悪いものではありません。
ですが腸内環境が悪くなると、おならは臭くなるのです。
おならの臭いで腸内環境が良いか悪いかも判断出来るので、臭いがきつければきつい程、腸内環境が悪いという事になります。
おならを出す方法
頻繁におならが出てしまうのも困るのですが、おならがたまるのに、おならが出ないという事もあります。
このお腹の張りは、もっと困ります。
普通、ガス溜まりでお腹が張ってしまった場合は、お腹をマッサージするのが良いと言われています。
ですが妊娠してお腹に赤ちゃんがいる場合は、お腹をマッサージする事は出来ません。
胎児に悪影響を及ぼし兼ねないからです。
妊婦さん向けのおならを出す方法としては、適度な運動がいいと言えるでしょう。
医師に相談しながら、軽くウォーキングしたり、妊婦さん向けのヨガ等をしてみるのもいいかもしれません。
また、便秘なのにおならしか出ない、と言う人も多いようです。
肝心の便が出ないで、おならだけは頻繁に出るというのは、本当に困ってしまいます。
おならが止まらない
妊娠すると、プロゲステロンの影響が腸の働きを低下させてしまいますが、妊娠後期になると子宮がかなり大きくなるので、それも腸に影響して来ます。
そのため、頻繁におならが出て、大げさに言えばおならが止まらないという感じになる事もあります。
歩くたびにプップッと出てしまうと訴える妊婦さんもいます。
ですが妊娠後期のおならは、実はおならではないという事もあります。
どういう事かというと、胎児が動くと、それがおならのような感覚を引き起こすということがあるのです。
妊娠後期には子宮の中で赤ちゃんはよく動くようになり、つまり胎動が起きるのです。
お腹の中で何かが動くという感覚は、妊娠する前には経験しない感覚です。
その感覚がおならに近いと感じる人もいて、胎動をおならと勘違いする人もいるようです。
とは言え、殆どはおならであることの方が多いでしょう。
おならと便秘
妊娠中におならが多く出るのは、腸内環境が悪くなり便秘になりやすくなっているので、それを解消する必要があります。
どのようにしたらいいのでしょうか。
◎水分をきちんと摂る・・水分をこまめに摂ることは重要です。
特に朝起きた時に水分を摂取することは、腸の働きを活発にしますのでおすすめです。
◎食物繊維を摂る・・サツマイモ、ゴボウ、玄米等、食物繊維が豊富なものを沢山摂るようにしましょう。
ミカン等の柑橘類も便を出やすくする作用があります。
◎乳酸菌を摂る・・ヨーグルトは腸内環境を整えてくれるので、朝食時には必ず摂るようにするといいでしょう。
◎適度な運動・・軽い運動をすることも腸には良い影響を与えます。
軽いウォーキング、マタニティヨガ等、医師に相談しながらやってみましょう。