胃痛の対処法。温める、食べ物、飲み物、妊婦、横になる、更年期、ストレス、対処法
胃痛は辛く、放っておくと悪化して更に苦しくなる厄介な状態です。
即効性のある薬はほとんどなく、日々の積み重ねで体質改善をしたり、胃痛になるのを予防するのが一番の対処法とも言われています。
ここでは、胃痛の対処法について紹介していきます。
温めるのは逆効果?胃痛の対処法とは
よく、痛い場合は温めると楽になると言います。
生理痛などが良い例ですよね。しかし、胃痛の場合は温めるのは逆効果になる事もあります。
例えば、胃から胃潰瘍などで出血を起こしている場合の胃痛の対処方法は、温めてしまうと血流を促してしまい、更に出血を悪化させてしまいます。出血の場合は胃を冷やす方が効果があります。
自己判断で温めるのではなく、まずはお医者さんに相談するようにしてください。
ストレスでの胃痛の場合の対処方法
ストレスで胃痛を感じている場合は、胃が荒れてしまって炎症を起こしている事が考えられます。そうなると、段々とその炎症が悪化して胃潰瘍になってしまったり、慢性的な胃炎になる事が考えられます。
そこで、胃痛の場合は刺激の強い辛いもの、脂もの、コーヒーなどは避けて、うどんやおかゆなどの消化に良いものを食べて、すぐにお医者さんに相談しましょう。
意外と知られていませんが、アボカドは実は消化不良を起こしやすい食品でもあります。アボカドで胃痛になる場合もあるので、その場合はお医者さんにその旨を伝えましょう。
胃痛に薬は何が効く?
胃もたれなどに効く薬は市販でも売っていますが、胃薬は独特の臭いがあって子供のときから苦手だという人も多いでしょう。
それに、自己判断で薬を飲んでしまうと悪化する場合もあります。
市販薬が合わない場合は、お医者さんに相談しましょう。
妊婦or授乳中の激しい胃痛は?
妊婦になると、ホルモンバランスの崩れから胃痛を起こしやすくなります。特に妊娠初期はつわりもあって胃が荒れて、激しい胃痛が起こりやすくなります。比較的、つわりが収まる妊娠後期には落ち着く人が多いと言われていますが、やはり個人差です。
しかし、妊婦の場合は食べ物・飲み物にも気を遣わなければいけないので、薬はなるべく避けたいですよね。とりあえず胃痛がしたら、すぐに産婦人科の先生に相談するのがいいでしょう。自己判断での服薬は子どもの事もあるので、避けた方が賢明です。
更年期もホルモンバランスの崩れから起こります。なので、更年期の際も胃痛を訴える人が一定数いるので、婦人科で相談してみてください。
薬以外の方法は胃痛にないの?
薬以外でなるべく治したい人もいるでしょう。そこで使えるのが、ツボです。実は胃痛に効く、胃痛を予防するツボがあるのです。場所としては、大陵といって、丁度手首の真ん中にあるツボです。もし胃が痛くなった場合は、消化器全般に有効な大陵のツボを押してみてください。
横になるのも良いですね。横になる場合は、胃酸が上がってこないように、右手側を下にして寝てください。
夜中の急な胃痛…どうしたらいい?
夜中に急な胃痛に見舞われると、夜という事もあって尚更不安になりますよね。
対処法としては、やはり自己判断で薬や温めたり冷やしたりをするのは危険なので、
耐えられそうなら朝までゆっくり横になって、
病院に行ってください。
耐えられない、いつもと違うと異常を感じたら、
救急車を呼びましょう。夜間病院に電話して駆け込むのも良いでしょう。
胃痛は自己判断は危険なので、すぐに病院に行くようにしましょう。