生理じゃないのに生理痛、下痢、更年期、吐き気、出血、腰痛、おりもの


生理じゃないのに生理痛の痛みがある場合は、子宮の病気のせいかもしれません。


生理前の症状による軽い生理痛のような痛みの時は、そこまで心配いりませんが痛みが強くなったり生理が終わった直後に痛みがある時には子宮の病気の可能性があるので注意が必要です。


そこで今回は

・生理痛みたいな痛みは病気の可能性がある?

・生理について悩み

・生理痛の対処法

について解説していきます。

この記事を読んで原因や対処法を参考にして下さい。


生理痛みたいな痛みは病気の可能性がある?


生理以外の時に生理痛の様な痛みや腰が痛いという症状がある場合

・子宮筋腫

・子宮内膜症

これらを発症している可能性があります。

<子宮筋腫>

 子宮の筋肉に良性腫瘍ができる病気です。

 腫瘍が大きくなると様々な臓器を圧迫して生理以外の時も痛みを感じます。

 2~3個出来る人あら多くなると複数できる人もいます。腫瘍は良性ですが思い生理痛を引き起こすと

 「過多月経」の原因となります。

 主な症状は

 ・生理痛

 ・過多月経

 ・腹部膨満感

 ・尿失禁

 ・不妊

 動けなくなるぐらい傷む人もいますが、自覚症状がない人も6~7割程度います。


<子宮内膜症>

 毎月、子宮内膜は子宮内に作られています。妊娠しなかった月は膣から出血を伴いながら剥がれ落ちます。

 これが通常の生理です。子宮内膜症は、通常の子宮内膜と似ている組織が、子宮の外側の卵巣や腹膜などに

 形成されてしまう病気です。

 特徴は、生理のたびに起こり、徐々に痛みが増してくることです。

 主な症状は

 ・生理痛

 ・生理時以外の下腹部痛

 ・腰痛や頭痛

 ・おりものがレバー状の血の塊(月経量が多い)

 ・便秘や下痢

 ・不正出血

 ・吐き気や嘔吐

 などです。この他にも下記のようなことが考えられます。


<骨盤腹膜炎>

 腹膜という骨盤を覆う薄い膜に炎症が起きる感染症です。そのほとんどの原因が膣から侵入した

 クジラミア菌や淋菌で、性交渉などで感染すると言われています。

 主な症状は

 ・おりものの量が増える

 ・生理ではないのに不正出血が見られる

 ・性交時に痛みがある

 ・歩いたり動いたりすると痛みがある

 ・症状が進行すると高熱が出る

 骨盤腹膜炎は抗生剤の投与で治療できます。軽度の倍は自然治癒する事もあります。

 痛みが持続する場合や気になる症状がある方は婦人科に受診しましょう。


<排卵痛>

 生理周期が28日の女性の場合、生理開始から数えて約14日後に排卵日を迎えます。この排卵期間に起きる

 下腹部痛が排卵痛です。


痛みの原因が子宮筋腫や子宮内膜症の時は、早めに治療することで重症化が防げます。

これらの症状の中に更年期の似た症状があります。自分で判断せず婦人科で受診しましょう。


お腹など生理について悩み


生理について色々な悩みがあります。

①生理後にお腹の下あたりがチクチク痛む

 生理と生理の中間頃に下腹部あたりが痛む場合は、排卵日前後に起こる「排卵痛」かもしれません。

 痛みが強い時は婦人科の治療が必要な場合があるので早めに受診しましょう。


②高校生でも婦人科に行ってもいいの?

 婦人科では様々な年代の女性を診察しています。中には高校生もいるので生理痛が辛かったり、

 イライラが収まらない時などは年代関係なく受診できます。


③腹痛やおりものだけあるのに生理がこない

 排卵が正しいサイクルで行えばよいですが、子宮内膜が育ち続けてしまい、生理が始まることが出来ない

 状態になることがあります。

 子宮内膜が剥がれないので、腹痛のみがあり出ても茶色い血のおりものだけとなるのです。


④胸の張りがあるけど生理が来ない

 この様な症状があると妊娠の可能性があります。妊娠するおホルモンの影響で胸が張ることがあります。

 その他に乳腺や脂肪組織が増えることで胸の張りが大きくなります。

 念のために妊娠検査薬でチェックしたり病院で受診する事をおススメします。


⑤いつからいつまで生理がある?

 初潮の平均年齢は12.5歳で閉経の平均年齢は50.5歳と言われています。

 生理が始まる時期と終わる時期には女性ホルモンが大きく関わってきます。女性ホルモンの分泌量は、

 7歳~8歳から少しずつ増え始め、やがて初潮を迎え赤ちゃんが出来る体になります。

 30代後半から少しずつ女性ホルモンの分泌が減り始め、やがて時期が過ぎると女性ホルモンの分泌が

 止まり閉経を迎えます。一般的に女性は更年期の始まりから10年くらいかけて、ゆっくりと

 女性ホルモンとお別れをしていきます。



生理痛の痛みへの対処法


生理痛の痛みは個人差がありますが、我慢できない時は以下の事を試してみて下さい。

①薬の投与

 一般的には、鎮痛薬で生理痛をやわらげることが出来ます。しかし避妊薬と知られている

 「低用量ピル」も生理痛に効き目があります。ピルで排卵を止めれば子宮を収縮させる

 プロスタグランジンの産生が抑えられるだけでなく、子宮内膜も厚くならないので経血量が軽くなり、

 痛みを緩和することも出来ます。

②お腹を温める

 冷えは生理痛の大敵です。保温性の高い下着たカイロなどを使って、お腹や腰を温めましょう。

 体を締め付ける服や下着も血行不良による生理痛の要因になります。

③入浴はゆっくりと

 入浴で体を温め血行を良くすれば生理痛は緩和でき、痛みによるイライラする気持ちも鎮めることが

 期待できます。ポイントはぬるま湯に入浴することです。

④無理をしない

 痛みに耐えなければいけないという気持ちがストレスになり、痛みを増すことがあります。冷える仕事や

 立ちっぱなしの家事などは、休みながら行いましょう。

⑤医師に相談する

 生理痛は隠れた病気のサインの場合があります。生理痛が将来、不妊症の原因となる可能性を持つ

「子宮内膜症」の先行症状だと考えられるので病院で医師に相談してみましょう。


まとめ


生理じゃないのに生理痛の痛みがある場合は、子宮の病気のせいかもしれません。


その理由は主に、子宮筋腫や子宮内膜症などを発症している可能性があるからです。

これらの痛みの原因は、早めに治療することで重症化が防げます。

また症状の中に更年期の似た症状があります。自分で判断せず婦人科で受診しましょう。


生理じゃないのに生理痛の痛みがある場合のポイントは、子宮筋腫や子宮内膜症などの感染症の可能性があることです。


今回お伝えした「生理痛みたいな痛みは病気の可能性がある?」や「生理痛の対処法」などを参考にして下さい。


この様に生理じゃないのに生理痛は病気のサインの可能性があるので、迷わず病院に相談しましょう。


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