教えてくれてありがとうなどを英語で丁寧に表現。見てみます、食べてみたい、助かりました。ビジネスにも
ビジネスで大事なのが、感謝の気持ちを伝えることです。その中でも教えてくれてありがとうという表現は日本語でも英語でもよく使われます。なぜなら、日常的に私たちは分からないことを人に聞くからです。その際に注意するべきなのが、何に対しての感謝かを明確にすることです。日本語であれば、文脈から何に対してのありがとうかが伝わりますが、英語で特にメールをしている場合だと伝わりにくいからです。そこで、メールでも伝わりやすい表現を紹介します。
ありがとうの基本的な表現はThank youですが、その後ろにforをつけると〜にのことでありがとうという意味になります。ただし、forの後には名詞または動名詞が来ます。
~を教えてくれてありがとう(〜について教えてくれてありがとう)の表現
・情報を教えてくれてありがとう
Thank you for the information.
<teachを使う>
Teachには、「正式な教育機関で教える」という意味や「特定の分野について教える」という意味があります。また、人が人に教えるという意味もあります。
教えると聞くとこの単語を思い浮かべる方が多いと思います。
・勉強を教えてくれてありがとう
Thank you for teaching me.
・楽しく英語を教えてくれてありがとう
Thank you for a great English lessons.
・今まで英語を教えてくれてありがとう 助かりました
Thank you for teaching me English so far. It was helpful.
・英語を丁寧に教えてくれてありがとう
Thank you for teaching me English patiently,
<Explainを使う>
Explainは教えるの中でも、「説明する」というニュアンスの時に使います。
ちなみに、行き方や作り方のような〜し方はhow to do で表現します。
explainとセットで使うことが多いので覚えておきましょう。
・やり方を教えてくれてありがとう
Thank you for explaining me how to do.
・行き方を教えてくれてありがとう(行き方を説明してくれてありがとう)
Thank you for explaining how to go.
・作り方を教えてくれてありがとう(作り方を説明してくれてありがとう)
Thank you for explaining me how to make.
<Tell を使う>
Tell を使うときは、教えるを伝えるに置き換えても違和感がない時です。
大切な情報や個人に関わる情報などの時に使います。
ちなみに、「tell」は tell 人 O の形で用います
・アカウントを教えてくれてありがとう
Thank you for telling me your account.
・電話番号を教えてくれてありがとう
Thank you for telling me your phone number.
・アドレスを教えてくれてありがとう
Thank you for telling me your address,
・大切なことを教えてくれてありがとう
Thank you for telling me your important thing.
・予定を教えてくれてありがとう
Thank you for telling me your schedule.
・いいことを教えてくれてありがとう
Thank you for telling me a good thing.
・おすすめを教えてくれてありがとう
Thank you for telling me your recommendation.
・いい曲を教えてくれてありがとう
Thank you for telling me a great song.
<let O knowを使う>
Let O knowを使う時は、「知らせる」というニュアンスの時です。
Let は使役動詞で「人に〜させる」という意味を持ちます。
・状況を教えてくれてありがとう(状況を知らせてくれてありがとう)
Thank you for letting me know your current situation.
<pointを使う>
Pointを使う時は、「指摘する」というニュアンスの時です。
・間違いを教えてくれてありがとう(間違いを指摘してくれてありがとう)
Thank you for pointing my fault.
どのように教えてくれてありがとう。を英語で
何かを教えてもらった時、その人の教え方がどうだったのかを相手に伝えると、より感謝の気持ちが伝わります。相手がどのように教えてくれたのかを伝えるための表現を紹介します。
・詳しく教えてくれてありがとう(細かく教えてくれてありがとう)
Thank you for explaining in detail.
・色々教えてくれてありがとう(たくさん教えてくれてありがとう)
Thank you for teaching me a lot of things.
・わざわざ教えてくれてありがとう
Thank you for taking your time to help me.
・親切に教えてくれてありがとう
Thank you for teaching me kindly.
・分かりやすく教えてくれてありがとう
Thank you for your kind instruction.
・丁寧に教えてくれてありがとう
Thank you for your understandable instruction.
・一生懸命教えてくれてありがとう
Thank you for your hard teaching.
丁寧に感謝の気持ちを。一言を英語で添える
教えてくれて有難うという感謝の言葉にもう一文付け足すことで文章が引き締められ、印象が良くなります。ここからは、日常で起こりそうな場面を想定した実践的な例文をいくつか紹介したいと思います。
・私と一緒に課題を考えてくれてありがとう とても助かります
Thank you for your thinking about my task with me. It is so helpful.
・あなたのおすすめの食べ物について丁寧に説明してくれてありがとう
今度食べてみたいと思います
Thank you for explaining in detail about your favorite food.
I’ll eat it.
・あなたのおすすめの映画を知らせてくれてありがとう 見てみますね
Thank you for telling me the movie what you recommended.
I will watch it.
・私にやり方を教えてくれてありがとう 頑張ってみるね
Thank you for explaining me how to do. I’ll try it.
まとめ 表現の締めに
これからよりグローバル化が進んでいく中でビジネスメールを英語でやり取りする機会が訪れるかもしれません。そうした時に自分の気持ちを伝えるためには様々な表現を知ることが1番です。
今回紹介したような同じ「教える」でもそうですが、ニュアンスによって単語を使い分けることが重要です。
ここで紹介した例文はあくまでほんの一部ですが、感謝を伝える時の基本的な形は
Thank you for 〜(動名詞or 名詞)で変わりません。
この基本形の後ろに続く名詞や動名詞をたくさん覚えて表現の幅を広げていきましょう。
翻訳ソフトなどでするのはあくまでも機械によるものです。
実際に使うのとは違いがあります。
また学校で先生に習う英語も違います。