首のあざ、かゆみ、キスマーク、バイオリン、病気、赤ちゃん、消し方、隠し方


首のあざが起こる原因は様々ですが、痛みなどを伴わないことがほとんどです。


そのため放置してしまいがちですが、場合によっては注意が必要です。

年齢を重ねる毎に顔や首にあざが増えている気がしたり、生まれた時からすっと首にあざのようなものが

あるなどの場合は、何か原因があります。


そこで今回は

・病気の可能性のある首あざの原因や症状

・その他の首のあざについて

・首のあざの消し方や隠し方

について紹介します。



首のあざと病気の可能性のある首あざの原因や症状


①老人性色素斑

紫外線を浴びることで現れます。年齢を重ねる毎に生じる頻度が増え、60歳以降では、はとんどの人に

現れると言えあれています。稀に20代でも現れることがあります。

紫外線を浴びやすい首や手などに生じ、色は褐色~黒色で、数ミリの大きさのことがあれば5㎝くらいになる

場合もあります。

②炎症性色素沈着

一般的に虫刺されやヤケドなどの後に出来る一時的なあざです。

時間が経過すると消えて行きますが、時間が掛かります。早くても数か月、長くて数年かかることも

あります。

③日光角化症

長年にわたり紫外線を浴び続けることで起こる皮膚の悪性腫瘍の前駆症状です。

顔やくび、手など紫外線によく当たる所に生じやすいです。特に60歳以降に多いとされています。

色は赤いから赤紫色で、あざというよりカサカサとした斑点が主な症状です。皮膚の浅いところに留まる

初期には転移することはありませんが、放置しておくと「皮膚がん」に進行していきます。

④脂漏性角化症

紫外線の影響や皮膚の老化などが原因となっています。

頭や顔、首や手などにイボ状の発疹が生じる良性の腫瘍で、高齢者に多いと言われています。

色は主に褐色から黒褐色で、大きさは数ミリ~3㎝ほどです。形状は少し盛り上がる程度~突き出した

しこりまで様々です。

⑤扁平母斑・太田母斑

一般的に「茶あざ」と呼ばれているものが扁平母斑で、「青あざ」と呼ばれているものが太田母斑です。

・扁平母斑

カフェオレの様な色で生まれつき存在するのがほとんどです。思春期に発生する場合もあります。

・太田母斑

青紫色~灰紫青色の色調が特徴です。

多くは赤ちゃんの頃~幼児期に発生しますが、20代~40代で発生する事もあります。

※これらの痣は広範囲に発生することが多く、基本的には自然にあざは消えないです。

⑥摩擦黒皮症

ナイロンタオルなどの摩擦で起きる皮膚の炎症で「ナイロンタオル皮膚炎」とも呼ばれています。

ナイロンタオルだけでなく、ブラシやスポンジなど摩擦の強いもので皮膚を擦り過ぎることが原因で

生じます。

特に背骨や鎖骨など体の突起した部分に生じることが多く、皮膚が擦れることで黒い沈着が起こります。

通常は、その部分を擦らずにいると自然にあざが消えて行きますが、消えるまでに数か月~数年かかる場合も

あります。


首のあざは、主に紫外線や摩擦で起こるものが多いです。特に紫外線を浴び続けると悪性腫瘍となる

恐れがあるので紫外線対策が必要です。打撲と違い、あざのような痛みはない場合が多く、突然現れることが

多いのが特徴です。



その他の首のあざについて


首のあざの原因は、色々あります。

1.病気の可能性があるあざ

先程紹介したように、以下の原因があります。

①老人性色素斑

②炎症性色素沈着

③日光角化症

④脂漏性角化症

⑤扁平母斑・太田母斑

⑥摩擦黒皮症


2.バイオリン

バイオリンを弾く方は、突然首にあざが出来ることがあります。

これはヴァイオリンが首にあたり演奏することで摩擦が生じて出来ます。キスマークの様な形状が多く、

人によっては肩にあざが出来ます。演奏の仕方であざのできる場所が違う様です。

慣れないうちは、バイオリンが当たる部分に「かゆみ」がありかゆい、赤くなってきます。そしてあざに

なってきます。


3.親知らずの抜歯

歯医者で親知らずを抜歯した2~3日後は、顔の腫れのピークになることが多いようです。

この時に、軽く冷やせば問題ないですが、氷などで急に冷やすと刺激が強すぎて内出血を起こして皮膚の色が変色してしまうことがあります。

この変色は顔だけでなく、首などにあざとして残る場合があります。


4.キスによるあざ

恋人同士でラブタイムが盛り上がり、首にキスをされてあざとなってしまうことがあります。

これは医学的に「吸引性皮下出血」という外傷です。

キスの吸引によって皮膚の下の血管が破れてしまう内出血が原因です。



首のあざの消し方や隠し方


あざには様々な種類があり、その種類によって消し方が違ってきます。

先程紹介した「その他の首のあざについて」の順に沿って紹介します。

<消し方>

1.病気の可能性があるあざ 

病気の可能性があるあざは、Qスイッチレーザーという治療法などで消す方法があります。

消したい場合は皮膚科で相談してみましょう。

2.バイオリン

あざが悪化する前に、ホットタオルやレモン汁を塗ると消える場合があります。これは実際に試された人もいる様です。バイオリンを引いた後直ぐにケアをすればあざになることは無いようです。

消したい場合は皮膚科で相談してみましょう。

これは、摩擦で出来るあざなので、登山靴を履いた時に足首が擦れてできるあざや、仕事やスポーツなどで手首に次のような摩擦によるあざも同様の消し方で消えることが多いです。

3.親知らずの抜歯

親知らずを抜歯した後、赤や紫、更には黄色いあざが出来ることがありますが、自然に消えていく事が

ほとんどです。あざになってしまった場合は、レーザー治療などで消すことが出来ます。

4.キスによるあざ

①キスマークに氷を当てる

血管の収縮を促すとともに腫れを抑えることが出来ます。

注意する点は、急激に冷やさないことす。凍傷になるぐらい冷やしてしまうと刺激が強すぎて内出血を

起こして皮膚の色が変色してしまうことがあります。

②患部を温める

2日後ぐらいにキスマークが腫れていたら、患部お温めた方が良いかも知れません。

温湿布や蒸しタオルが効果的と言われています。

温めることによって熱が血管を拡張し、血流を促して治癒を早めます。

特に顔に出来たキスマークに有効です。

③アロエベラを塗る

アロエベラは天然の保湿剤でキスマークが消えるのを早める効果が期待できます。

キスマークにアロエベラを厚く塗り、10分間そのままにします。その後ティッシュで拭き取り、消えるまで

毎日2回繰り返します。そうすれば徐々に効果が出てきます。



<隠し方>

外出などで、あざを隠したいという場合は応急的に隠す方法があります。

・肌と同じ色のコンシーラーやファンデーションなどの化粧品で隠す

肌と同じ色の化粧品をすることで、あざを隠すことが出来ます。

・ネックレスなどのアクセサリーを付ける

衣服などであざを覆って隠すことが出来ます。隠れない場合は、人の目があざに行かない様にアクセサリーなどと付けましょう。そうすれば人はアクセサリーに目が行き、あざは気にならないようです。

・目元や口元のメイクを強調する

目元や口元のメイクを強調することで人の目は、そちらに向きます。なので、あざから注意をそらすことが

出来ます。


※あざを覆って完全に隠すことが出来ればよいですが、隠しきれない場合は人の目の注意をそらすしか

ありません。メイクやアクセサリーなどで注意をそらす方法が簡単なので試してみて下さい。


首のあざと紫外線対策


首のあざの原因は、先程紹介したように、病気によるあざなど4つの原因があります。


首のあざは、主に紫外線や摩擦で起こるものが多いです。特に紫外線を浴び続けると悪性腫瘍となる

恐れがあるので紫外線対策が必要です。


紫外線については、外出前など前もって予防をしていれば防げる場合があります。


今回お伝えした記事のポイントは「首のあざの消し方や隠し方」です。


消し方は、症状によって違います。

先程紹介した内容を参考にして下さい。

隠し方については、衣服などで覆って隠したりメイクやアクセサリーなどで人目の注意をそらす方法が

あります。


早めに消したい場合は皮膚科で相談し、治療を受けることをおススメします。


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