生理がこないのに腹痛はある!どうして?
生理痛みたいな腹痛があるのになぜ生理がこないのか、生理でもないのに生理痛のような痛み
そんな経験をしたことはありませんか。おなかが痛いのに生理がこない場合は、妊娠や月経困難症、PMS、ストレスなどが原因として考えられます。
今回は、妊娠している場合、していない場合についてなぜ腹痛が起きるのか見ていきましょう。
妊娠している場合
近い、生理予定が近づいてきており、生理のような腹痛があるのに生理がこない場合、妊娠している可能性が考えられます。妊娠によって子宮内膜が厚くなっていくときにチクチクとした腹痛があったり、下腹部に違和感を感じたり、吐き気があることがあります。
このような症状があり、妊娠の可能性が考えられる場合は、生理開始予定日から1週間がすぎてから妊娠検査薬を使ってチェックをしましょう。陽性だった場合はほぼ妊娠していると考えられますのですみやかに病院を受診します。では陰性だった場合、妊娠以外の可能性として腹痛にはどのような原因が考えられるのでしょうか。
妊娠していない場合
生理痛こないけど腹痛があったり、生理来てないのに生理痛、
生理のような痛みが続くのに妊娠はしていない場合、原因としては様々なものが考えられます。
どうして生理痛になるの?と悩んだり。
まずは月経困難症です。これは、生理前の子宮収縮によっておなかが痛くなるものです。下痢、頭痛などを伴うこともあります。一般的には月経の直前や開始とともに症状が現れ、月経の終了前、あるいは終了とともに消えます。月経困難症は激しい腹痛を伴ったり、ひどいときは学校や仕事にも影響が出ることがあります。ピルによって緩和されることもあるので、気になる方は病院で相談してみられてもいいと思います。
ピルの休薬期間に生理が来ないとなぜ生理がこないのか、と不安になりますが、妊娠以外であれば服用を続けて問題ありません。
次にPMSです。これは、精神的なストレスや不規則な生活習慣が原因となり、神経が過敏、緊張状態となって下腹部痛が起こります。20代~40代に多く、産後によりひどくなった、という話もよく聞きます。月経前の9日目くらいから3日目まで精神的、身体的な症状がみられます。精神神経症状としては、情緒不安定やイライラ、集中力の低下などがあります。身体的症状としては腹痛や腰痛、お腹の張りなどがあげられます。
この場合は生活習慣病、生活習慣の見直し、疲れているため休憩が必要です。
もちろん精神科や心療内科では覚せい剤、麻薬であるものを向精神薬や睡眠薬などとして売ります。
こさせることで患者に仕立てます。
薬物依存症となってしまいますためやめておきましょう。
しかし、これらの痛みとは異なり、我慢できないほどの激痛や痛みが続き強くなっている場合は子宮の病気(子宮内膜症や子宮筋腫)などが考えられるため、すぐに病院を受診しましょう。
<生理周期について>
生理周期とは、生理の開始日から次の生理の前日までの日数のことを指します。これらは、月経期、卵胞期、、排卵期、黄体期の四つに分類されます。この四つを一区切りとして、正常な生理周期は25~38日とされています。初潮を迎えたばかりの10代の頃や、閉経直前のころには生理周期が24日以内になる「頻発月経」になりやすいと考えられています。
また、反対に生理周期が長いことを「稀発月経」と呼びます。これは39日以上3か月未満の生理周期のことを指します。稀に60日こない、なんて人もいますが、これは明らかに稀発月経と言えるでしょう。
生理周期を細かく見ていくと、月経期は生理の初日から終了期までです。だいたい3日目~7日目に終わる人がほとんどです。2、3日目は生理痛のような痛みがあったり、腰のだるさを感じたりします。生理痛も人それぞれなので、腹痛なし、腹痛もない人もいれば、貧血になる人もいます。特に中学生や高校生の頃はまだホルモンバランスが乱れやすいため、生理痛が酷かったり、貧血になりやすかったりします。生理痛は、だいたい4日目、5日目、6日目には落ち着くことがほとんどです。
卵胞期は、卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌量が多くなっている時期です。生理周期で言うとだいたい8日目や9日目あたりの2週目にあたります。この時期は新陳代謝も盛んに行われているのでダイエットに向いている時期とされています。
生理が終わってから約2週間後の排卵期は、脳から排卵を促すホルモンが放出され、卵子が排出されます。この時期にお腹痛いと感じることもあります。それは、排卵時に卵巣被膜がはがれて腹腔内や卵巣被膜内に出血を起こすことがあり、下腹部が痛いと感じます。少量の出血を伴うこともありますが、少量なら問題ありません。強い腹痛が続く場合は受診しましょう。排卵期はホルモンバランスが急激に変動することで気持ちの起伏が激しく出たり、だんだん不安定になっていきます。
約3週間目の黄体期は排卵後の卵胞が黄体に変化します。胸が張ったり痛いと感じたり、便秘や肩こりなどの不調が出はじめます。気持ちもイライラしたりやる気が出なかったりと不安定になりやすいです。
生理でもないのに生理痛のような痛み
もしあなたが50代くらいで、下腹部痛があるのに生理がこない場合、それは更年期によるものかもしれません。閉経は生理が1年以上続けてこなかったら、と言われていますが最後の生理から7週間くらいしても生理きてない状況だったり、腹痛あり、きそうでこない、生理がきそうな腹痛はあるのにこない場合は更年期であることを考えてみましょう。更年期は女性ホルモンの分泌量が急激に低下する時期です。その影響でホルモンバランスが乱れると、血行不良により内臓が冷え、生理みたいな腹痛をおこすことがあります。このようなときにはどうするのが良いのでしょうか。
更年期で体が冷えているときは、痛みを緩和するために普段から体を温めることを意識しましょう。ゆっくり入浴したり、温かいものを食べたり飲んだりして体を温めるようにしましょう。
ただし、痛みが2日以上続いたり、不正出血を伴う場合は子宮や卵巣の病気が疑われるため、婦人科を受診しましょう。その場合、「生理痛みたいな腹痛が出はじめた時期」「痛みが治まるまでどれくらいかかるか」「下腹部痛以外の症状(出血、おりものの増加、排尿痛など)はあるか」を医師に伝えるのがポイントです。うまく話せる自信がないときはシートなどに書いておくとよいですよ。
まとめ
生理こないけど腹痛、腹痛のみ、腹痛なのに生理こない状況になると、どうしてお腹が痛くなるのか不安になりますよね。
生理こないのに腹痛。
女性の場合は、単に腹痛だけ、と言ってもそこには様々な原因が潜んでいます。思い込みだと軽く考えずに生理のような腹痛や違和感が続くときは婦人科を受診しましょう。
お腹が痛いのに生理がこない
また、お腹が痛いのになかなかこない時は生理が来るかわかる方法などを試してみるのもいいかもしれませんね。