生理こないで1週間以上。40代は?ストレスに腹痛・頭痛・陰性。妊娠以外では?病院は?
若い女性にとって、生理が1週間以上遅れていると心配になってくるかと思います。
子供が欲しい奥さんだったら、嬉しい期待になるかもしれませんが、妊娠を望んでいない女性だと深刻な問題になって来ます。
ましてや中学生や高校生だと、尚更かもしれません。
ひょっとして妊娠したのではないか、一体どうしたらいい?と少しパニックになるかもしれません。
ネットの知恵袋でも、
中学生や高校生から1週間以上、
生理こないです、
という相談が多く見られます。
でも生理が1週間以上来ないというのは、
妊娠以外の原因ももちろん考えられます。
40代以上の女性ならそういう心配も出て来るかもしれません。
年代によって女性と生理の問題は色々です。
●妊娠したかと思ったら、まず妊娠検査薬で確認
生理が毎月決まった周期で来る人なら、1週間以上生理がこないというのは、妊娠している可能性が大きいと言えます。
また生理の周期があまり安定していない人だったら、自分の体調に変化がないかも考えてみましょう。
例えば胃がむかむかする、トイレが近くなる、熱っぽい、おりものが多くなる、体がだるい等です。
ですが妊娠したという症状がない、症状なしの場合もあるので判断は難しいこともあります。
ですが、妊娠したかも?妊娠してない?と思ったら、妊娠検査薬で確認した方がいいでしょう。
いきなり産婦人科へ行って検査するより、まずは検査薬で確認した方が気持ちも楽ですよね。
妊娠検査薬は薬局で購入出来ます。
検査薬の殆どがスティック状になっていて、そこへ尿を付けることで判定出来ますが、デジタル表示になっていたり、色が変わる事で判定するものもあります。
いずれにしても陰性であれば、妊娠していないということになります。
ですが陰性と出たとしても、その後1ヶ月以上生理が来なかったら、病院へ行って診てもらった方がよいでしょう。
●妊娠を望まない人が飲む、アフターピルってどのようなもの?
ネットの知恵袋で高校生等が初めて服用したのですがと、度々相談している、アフターピル。
アフターピルというのは、緊急避妊薬のことです。
日本では医療機関のみで処方しており、金額も安くはないです。
大体8000円から30000円もします。
ですがネットで安いアフターピルが売られている場合は、偽物が多いようですので、安いからと言って飛びつかない方が賢明です。
この薬は、性交後120時間以内に1錠を服用する事で、その後5日間程避妊効果が続きます。
ただし体重が75キロ以上もある人には、効果が半減することもあるようです。
アフターピルには副作用があり、不正出血、生理の乱れ、吐き気、頭痛、悪心、だるさ、腹痛等が出る場合があります。
●不妊治療や妊娠中の流産防止のための、デュファストンってどのような薬?
逆に、妊娠を望んでいる女性が処方される事が多いのが、「デュファストン」という薬です。
デュファストンは合成黄体ホルモン剤で、主成分は「ジドロゲステロン」です。
この「ジドロゲステロン」が女性の体内の黄体ホルモンの働きを補ってくれるのです。
デュファストンを服用することにより、生理不順、無月経、子宮内膜症等が改善されて、妊娠しやすい体になります。
またデュファストンを服用すると、受精卵が着床しやすい子宮内膜になるので、服用しながら妊娠を待つことが出来ます。
さらに受精卵が着床した後も、妊娠を維持する作用があるので、切迫流産等を防ぐ作用もあるのです。
胎児への影響もないということなので、安心して飲むことが出来る薬と言えましょう。
●生理が1週間こない、妊娠以外で考えられる原因は?
◎閉経・・年齢と共に卵巣機能が低下して、閉経になります。
40代に入ると、卵巣から分泌される女性ホルモンが減り始め、平均で50歳くらいで閉経すると言われています。ですが中には40代半ばで閉経する人もいます。
生理が不順になり、ずーっと来なかったり、かと思えば1ヶ月に何回も来るという風になることもあります。
そんな状態の後、閉経になります。
◎甲状腺の病気・・バセドウ病や橋本病等の甲状腺の病気によっても、生理が来なくなったりします。
20歳から40歳くらいまでの女性に多い病気です。
不妊や流産の原因にもなりますが、症状としては体温が高くなり、脈が速くなったり、情緒不安定になる、ということもあります。
◎ストレス・・かなりなストレスを経験すると、女性ホルモンが乱れて生理が止まることがあります。
栄養を十分に摂ることや、質の良い睡眠を摂ることが大切になります。
◎過激なダイエット・・ダイエットをしていて、かなりな栄養不足になると生理が来なくなることがあります。
体の中に栄養が入ってこないと、体は栄養を、まずは一番大切な脳や他の臓器へ回します。卵巣への栄養が後回しになるのです。
過激なダイエットをずっと続けていると、仕舞には卵子の発育が止まったりするようになり、生理が来なくなります。
◎過激なスポーツ・・国際大会のような本格的なスポーツ大会を目指しているような女性が、無月経になりやすいと言われています。
激しい練習をしているのにも関わらず、体重を増やさないために食事制限もします。
そのため過激なダイエットと同じで、栄養が不足し女性ホルモンの分泌も低下します。
そのため無月経になってしまうのです。