高校生の生理がこない。不安、ダイエット、1週間


女性は思春期になると性機能が発達し、子供を産める準備を体が始めます。一般的には11歳~14歳頃に

初潮を迎え、以降月経や排卵が安定すると妊娠や出産が可能になります。


いざ初潮の時期になると生理痛やイライラや憂鬱などの体調の変化がありますが、学校などで

習っているのである程度理解しているのではないでしょうか。そうなると不安になるのが生理に関する

異常や将来妊娠についての心配です。


そこで今回は、思春期の女子高生に多い生理に関する悩みや解決法について紹介していきます。


生理が来ないで不安。ダイエット。


 思春期になるともっと多いのが生理不順です。生理予定日になっても来ない場合が有ります。


 <原因>

  基本的な原因は、女性ホルモンのバランスの乱れです。

  思春期の場合女性ホルモンが不安定なことが多く、初潮をむかえて生理周期が安定するまで3年程度

  かかると言われています。よって生理不順のほとんどが問題ないと考えられます。ホルモンバランスの

  乱れは、ストレスや過度のダイエットで起こる可能性が高いです。


 <特徴>

 特徴は大きく分けて2つあります。

 ・気にしなくても良い

  一般的に、正常な月経周期は、25日~38日間隔とされています。周期は人によって違うので

  この間隔内であれば問題ないと言われています。

  気にかける目安として、前の月より一週間以上遅れたり早まったり予定日に来ない時は、生理不順の

  可能性があります。生理を記録しておくと予定日などを把握できるので実践してみましょう。

 

 ・注意が必要

  生理周期が常に40~50日間隔と空いてしまう人は「稀発月経」とされ、通常月経がきてから

  14日後あたりに排卵期が訪れるサイクルです。「稀発月経」の人は、排卵がスムーズに行われない

  時期が長く続くと排卵障害や卵巣機能低下の可能性があります。

  逆に生理周期が20日より短く、月に何度も出血がある場合は「頻発月経」とされ、排卵を伴わない

  無排卵月経の可能性が高いです。


 <不安に感じる異常>

  最も不安に感じる異常が「無月経」です。90日以上生理が来ない時は無月経とされ、妊娠の可能性が

  ないのに90日以上生理が来ないと、ホルモン機能の異常や停止が考えられます。放置しておくと

  卵巣障害になり、将来妊娠や出産に悪影響を及ぼします。


 <生理が来ない>

  生理が来ない期間が長いと不安になります。

  2か月に1回生理が来るようなら様子を見ましょう。

五ヶ月で気付く人もいますが

  3か月以上経過し、4か月目に入る場合は、女性ホルモンの値を調べる血液検査をおすすめします。



生理と妊娠。生理痛


生理中に憂鬱になる原因として生理痛があります。


<症状>

 生理痛は、主に月経時の子宮の収縮が強すぎると起こります。強い収縮があると知覚神経を通して

 「痛み」として大脳に届きます。これにより下腹部の腹痛や腰痛など子宮周りに激しい痛みを感じます。

 また骨盤内の血液循環が悪くなることで腰痛や、子宮の収縮が腸壁を刺激して下痢や嘔吐を引き起こす

 可能性があります。

 この他に、体のだるさや食欲不振などの体調不良を感じることがあります。


<要注意>

 生活に支障が出る人は要注意です。

 生理痛は病気ではないですが、腹痛や腰痛などの症状が生活に支障が出るほど重症な場合は

 「月経困難症」と考えられます。市販の痛み止めなどが聞かない場合などは症状が重いと認識する必要があります。



茶色いオリモノと生理。


月経時の経血量は人によって違いますが、一般的に1回につき20~14mlで生理日数は、3~7日と幅があります。個人差があるので体調やホルモンバランスによって変わるので、余り気にする必要はありません。


<多い人の注意点>

 経血量を図ることは難しいですが感覚として、寄り用のナプキンをつけても下着や服にしみついてしまったり、1時間毎にナプキンを変えないという状態が続く時は「過多月経」といえます。

 思春期の過多月経は、不安定なホルモン分泌が原因なので年齢と共に女性ホルモンが安定すれば治ります。

 経血量が多いと感じたら鉄分が豊富に含まれる食事を意識しましょう。


<少ない人の注意点>

 一般的に経血量は、1~3日目あたりが最も多く、そこから徐々に減ってくる人が多いです。

ナプキンをほとんど変えることが必要ないぐらい少ない人は、卵巣の働きが鈍くなっている可能性があります。

 元々少ない人や低用量ピルを使用していると出血が少なく手も問題ないですが、ストレスが原因の場合は

 卵巣機能が低下している場合が有ります。

 余りにも少ない日が続くようだと無排卵性月経になっている可能性があるので病院で相談してみましょう。


<経血の色の異常>

 経血量の他に「茶色いのオリモノ」や「血の塊がです」といったことで不安に思う人が多いと思います。

 経血の色が赤色でなく色が薄い場合は、血中のヘモグロビンが不足して貧血気味の可能性があります。

 黒ずんで見える場合は、経血がスムーズに体外に排出されない為、膣内で酸化したことが原因です。


<経血に塊がある>

 経血とは、剥がれ落ちた子宮膜が酸素の働きにより液状化して排出されたものです。剥がれ落ちた子宮の

 量が多く酸素の処理が追い付かなかった場合にレバーの様な塊になります。

 この塊となって出てくる頻度が多い場合は、子宮の病気の可能性があるので一度検査してもらうと良いでしょう。


生理がこないから不安になったら


今紹介した生理の悩みは、思春期特有の症状です。

問題視しなくても大丈夫ですが、不安や心配なら病院に行ってみることをおススメします。


残念ながら自分で治すことが出来ません。病院で診察してもらうのが良いでしょう。

しかし高校生になると1人で婦人科に行くのは勇気がいることです。

まずは母親に相談しましょう。母親に相談しにくかったら保健の先生などに聞いてみましょう。


1人で抱え込みすぎず、前向きに向き合うことが大切です。


生理の不安


生理の悩みについて紹介しました。悩みの多くが生理不順や生理痛や経血量などです。

それぞれ原因や特徴があります。

生理痛についてはホルモンバランスの乱れが原因で、生理痛で生活できないぐらい痛みがある

方は病院で受診してもらう事をおススメします。経血量に関しては、いつもと違うので不安や

心配するかもしれませんがあまり気にしなくていいようです。気になるようなら一度病院に行ってみましょう。


解決法ですが、生理痛などは痛み止めなどで効果が有りますがその他に関しては、残念ながら1人では

治すことが出来ません。病院で相談してみましょう。この時、高校生になると1人で婦人科に行くのは

勇気がいることです。まずは母親に相談しましょう。母親に相談しにくかったら保健の先生などに聞いてみましょう。


この様に生理の悩みは、自分1人で解決できないことが多いです。病院に行く前に身近にいる母親か保健の先生や友人などに相談するのもひとつの方法です。


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